４ ページ4
Aside
王妃「さぁ、私はお好み焼きを作らなきゃ！
皆は花火が始まるまで
露店を回ってらっしゃい！！
それじゃぁまた後でね〜！」
王妃様はそれだけ言い残すと、
嵐のように足早に
厨房の方へ去っていった。
大「Aごめんね？
うちの母ちゃん強引で…」
A「全然だよ！
浴衣もね、王妃様が着付けてくれたの。
凄く嬉しかった」
大「そっか。それならよかった」
私がそう言うと、
大我も嬉しそうに笑った。
樹「よっしゃー！じゃぁ行くか！」
ジェ「いっちゃお〜〜！！」
慎「いっちゃお〜〜！！」
北「ねぇ、射的とかもあんの？」
樹「もち！金魚すくいも輪投げもあるよ」
大「俺、輪投げ超上手いから」
樹「大我が上手いのは鹿の角で取る方でしょ？」
大「そう！無駄に上手いっていうね」
慎「ねぇ、俺たこ焼き食べたぁい！」
北「あ、俺チョコバナナ！」
大「母ちゃんが作ったお好み焼きも美味しいよ」
ジェ「お腹空いた〜！」
シャテキ…？
タコヤキ…？
オコノミヤキ…？
私が皆の会話に付いて行けず
頭に「？」を3つくらい浮かべていると、
後ろからふふっと笑い声が聞こえた。
優「Aは露店とかも初めて？」
A「うん…そもそもロテンとか
ハナビタイカイって何？」
私がコソッと聞くと、
優吾は「それは見てからのお楽しみだな」って
ニヤッとした。
そしてそのまま「はい、じゃぁ行こ？」って
自然と手を差し出されたから、
私も自然とその手を取った。
樹「慎太郎！ジェシー！
そっちじゃないって(笑)裏庭の方！」
2人は「早く言ってよ〜！」と言いながら
逆方向からダッシュで戻ってくる。
どうしたら
下駄であんなに速く走れるんだろう…。
樹の案内で裏庭に出ると、
そこには屋根付きの小さなお店が
ズラリと並んでいて、
たくさんの人達で賑わっていた。
A「わぁ〜市場みたい」
優「そうね(笑)これが露店だよ」
優吾は私の歩くスピードに併せて
「これがたこ焼きで、これがいちご飴で」と
お店に出ている食べ物の説明をしてくれた。
大「A〜！見てみて！
お面一緒に被ろう！？」
慎「ねぇ、樹マジで射的の腕前プロなんだけど！」
樹「俺ここで年一回ピストルの腕鍛えてるから」
北「毎日鍛えろよ(笑)」
ジェ「ねぇねぇ！手持ち花火も売ってる！
後で皆でやろうよ！」
優「ジェシー買いすぎだからぁ(笑)！」
皆の楽しそうな笑顔と大声に
私も久々にお腹を抱えるくらい笑った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 296人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こあらっこ(プロフ) - 祐莉さん» 過去のコメントを見つけるのも速い（笑）！さすが祐莉さん！いつも温かいコメントありがとうございます。頑張ります！祐莉さんもお身体にお気を付けてお過ごしください！ (2021年9月9日 8時) (
レス) id: b57f8e4ed6 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - 返信ありがとうございます。4にてコメント発見しました！(年齢・あるメンバー)何となく今後の展開のヒント分かりました！今後も応援してます！身体に気をつけて！ (2021年9月8日 15時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
こあらっこ(プロフ) - 祐莉さん» さらに、以前祐莉さんから頂いたコメントへ返信した中に、今後のヒントがあるかも・・？です！これからも祐莉さんに楽しんでいただけるように頑張りますね！引き続きよろしくお願いします！ (2021年9月8日 0時) (レス) id: 36aa9b4b33 (このIDを非表示/違反報告)
こあらっこ(プロフ) - 祐莉さん» コメントありがとうございます！しかも、めちゃくちゃ読み込んで頂いてて嬉しいです・・。さらに鋭い考察にもドキッとしております(笑)私より詳しいかも・・・(笑)ぜひ今後も色々と考察して頂けたら作者冥利につきます！ (2021年9月8日 0時) (レス) id: 36aa9b4b33 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - 今後エルさんが他の3人や主人公ちゃんに会うのか？の展開も含め、今後も応援してます！ (2021年9月7日 21時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：こあらっこ | 作成日時：2021年9月3日 8時
