響く声に胸高鳴らせ１ ページ26
優吾side
目を覚ますと、当たり前のように
目の前にはジェシーの寝顔があった。
こいつは昨日、部屋に入る時に
さも自分の部屋かの様に
入ってきやがった。
俺ももう追い出すのが面倒くさくて、
2人でベッドに倒れ込み、泥のように眠った。
俺は「はぁ〜」とため息をついた後、
「ジェス起きて」と相方を揺さぶった。
「ん…たこ焼き〜…」と
まだ寝言を言ってるジェスに
ピン！とデコピンすると
「なにっ！」とビックリした顔で飛び起きた。
優「…お前、寝起きブサイク過ぎ(笑)」
ジェ「ねぇ、朝イチで悪口言わないで！」
優「はいはい、行くよ」
ジェ「ふぁ〜い」
俺達が背伸びをしながら大広間へ行くと、
そこにはもう皆が集まってワイワイしていた。
慎「ねぇA、なんでそんなに
ぎこちないの(笑)！？」
A「だって割れそうなんだもん！」
北「そう簡単には割れないから
思い切ってやってごらん？」
A「え〜怖っ！」
大「めっちゃへっぴり腰じゃん(笑)！」
樹「それ楽しいの(笑)？」
どうやら昨日皆で釣った水ヨーヨーの遊び方を
Aに教えているらしい。
Aは恐る恐る
水ヨーヨーを付けた手を上下に振るけど、
パシャンパシャンと横に揺れているだけだった。
優・ジェ「おはよ〜(笑)」
全「あ、おはよ〜」
A「優吾とジェスにも笑われた…」
優・ジェ「笑ってない笑ってない(笑)！」
大「貸してみ？俺上手いから！」
俺達が大騒ぎしていると、
トオノさんが朝食出来ましたよ〜と
笑いながら呼びに来てくれた。
「はぁ〜い！」と全員で返事して
またワイワイしながら朝食会場へ向かう。
昨日あれほど食べたのに、
朝も皆バクバク食べるから、
王妃様も大喜びしていた。
そして食べ終わってお茶をもらってると、
北斗が例の絵本を2冊取り出して
じっくりと眺めていた。
優「何かわかった？」
北「いや、他に何か違いがないかなぁと思って
見てたんだけど…特にはないなぁ」
優「そっか。とりあえず、
10年前に闇の使者と戦った事のある当事者を
手あたり次第探すしかないね」
大「あぁ、王様も探すの手伝ってくれるって」
北「それは助かるね」
そして朝食会場を後にして
大広間に向かって歩いていると、
前から小さな子供が2人走ってきた。
A「あれ、あの子達…」
姉弟「あ、おねぇちゃんだ！」
それは、ローガンの城で
人身売買されそうになっていたところを
Aが助けた幼い姉弟だった。
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こあらっこ(プロフ) - 祐莉さん» 過去のコメントを見つけるのも速い（笑）！さすが祐莉さん！いつも温かいコメントありがとうございます。頑張ります！祐莉さんもお身体にお気を付けてお過ごしください！ (2021年9月9日 8時) (
レス) id: b57f8e4ed6 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - 返信ありがとうございます。4にてコメント発見しました！(年齢・あるメンバー)何となく今後の展開のヒント分かりました！今後も応援してます！身体に気をつけて！ (2021年9月8日 15時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
こあらっこ(プロフ) - 祐莉さん» さらに、以前祐莉さんから頂いたコメントへ返信した中に、今後のヒントがあるかも・・？です！これからも祐莉さんに楽しんでいただけるように頑張りますね！引き続きよろしくお願いします！ (2021年9月8日 0時) (レス) id: 36aa9b4b33 (このIDを非表示/違反報告)
こあらっこ(プロフ) - 祐莉さん» コメントありがとうございます！しかも、めちゃくちゃ読み込んで頂いてて嬉しいです・・。さらに鋭い考察にもドキッとしております(笑)私より詳しいかも・・・(笑)ぜひ今後も色々と考察して頂けたら作者冥利につきます！ (2021年9月8日 0時) (レス) id: 36aa9b4b33 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - 今後エルさんが他の3人や主人公ちゃんに会うのか？の展開も含め、今後も応援してます！ (2021年9月7日 21時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こあらっこ | 作成日時：2021年9月3日 8時
