４ ページ8
ジェシーside
２年前のことを思い出しながら
俺は優吾を待っていた。
話を聞く覚悟があるかと言われて
「もちろんです」なんて言った自分を殴りたい・・
そう思ったくらい、
優吾パパの話は衝撃的だった。
そして思い知らされたんだ…
2年前の俺たちは未熟で
何も知らなかったんだってことを…
どれだけ両親や村の人たちに守られていたのか・・・
逆に言えば、この村を出て
２人だけでやっていけるのか・・
いろんな不安や絶望感が俺らを襲った。
それからの優吾と俺は
とにかく我武者羅に練習や知識の習得を行った。
2年でやるしかなかったんだ。
村の人たちも俺たちに何でも教えてくれて、
村全体で俺たちの育成に協力してくれていた。
それがプレッシャーじゃなかったと言えば嘘になるけど、
それ以上に頼られていることが嬉しかった。
優吾もよく、こんなことを言っていた。
優「俺たちを守って育ててくれたこの村に
恩返しをするためにも頑張ろうな、ジェシー」
ジェ「あぁ・・・、っていうか、
俺ら２人は最強コンビだから！！！」
優「そうだな！」
そういって、よく俺らは
手を２度叩いてから握り合って話すという
ＤＡＰをするようになった。
これをすると、
気合が入るんだ！！
こうしてお互い励ましあいながら
今日という日を迎えた。
練習着に着替えた優吾が
いつものクシャッとした笑顔で向かってきた。
そして俺たちはどちらからともなく
自然と肩を組み合って
審査が行われる道場へ向かった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 166人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こあらっこ(プロフ) - さくらさん» ご返信ありがとうございました。こちらこそ、わかりずらい文章で申し訳ございません。12章にもコメント頂き、ありがとうございました！引き続きよろしくお願い致します！ (2021年10月27日 16時) (
レス) id: b57f8e4ed6 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 回答ありがとうございます。すいません。勘違いしてました。 (2021年10月27日 14時) (レス) id: 63aab54572 (このIDを非表示/違反報告)
こあらっこ(プロフ) - さくらさん» コメントありがとうございます！そしてわかりずらくてスミマセン…。これは、いつも20体相手にしてるんだから10人なんて楽勝だという事を言いたかったんです…。文章力無くてスミマセン…。 (2021年10月26日 20時) (レス) id: 36aa9b4b33 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - いつも俺の魔術で創った人型(ひとがた)２０体相手に→10体だと思います。 (2021年10月26日 20時) (レス) @page9 id: 63aab54572 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：こあらっこ | 作成日時：2020年3月8日 18時
