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Aside
「ジェシー」と握手を終えると、
２人はしばらく固まっていた。
(それになぜか顔が赤くなっていた)
それを見た私が不思議そうな顔をすると、
優吾と呼ばれた人が急に思いついたように
慌てて話し始めた。
優「あ！そう！そういえば、
君ハリネズミ飼ってない？」
急にそう言われて
ドキッとした。
なぜキューのことを
知っているんだろう…。
さっきの「リンゴ事件」を見られてたのだろうか…。
しかも「飼っている」っていうと
私の相棒は怒るかもしれないけど…。
A「キュー？出ておいで」
私は優しくポケットの中に手を入れて
キューを軽くつついた。
すると、どうやらキューはまだ警戒しているらしく、
背中の針が立ったままだった。
A「キュー、もう大丈夫よ、
出てきて？」
そう優しく声を掛けると、
キューはポケットから顔を出し、
警戒しながら「優吾」と「ジェシー」を見つめた。
優「うわっ！本物だ！
可愛い〜〜！！」
「優吾」はさらに笑顔をくしゃくしゃにして
キューを触ろうと手を伸ばした。
するとその瞬間、
キューは背中を丸めて針を立て、威嚇しながら
「優吾」の指にカプッと噛みついたのだ。
優「いって〜〜！」
「優吾」はキューから手を放し、
噛まれた指を口に入れていた。
血が出たのかもしれない。
「ジェシー」はそれを見て
ケラケラと笑っている。
A「ご、ごめんなさい！
キュー、やめて！
この人たちは
私を助けてくれた人たちだよ！」
そう言うと、キューは理解したのか
背中の針を下ろして丸腰になった。
A「本当にごめんなさい！
キューは私を守ろうとしてくれたみたいで…」
ジェ「優吾が急に触ろうとするからだよ！
ビックリしちゃっただけだもんね？」
優「ごめんごめん、
これくらい全然大丈夫だよ。
キューっていうの？よろしくね」
「優吾」は涙目になりながらも
笑顔で優しくキューに話しかけた。
するとキューは珍しく自分から「優吾」の膝に乗り、
先ほど自分が噛んだ指をペロペロと舐め始めた。
A「凄いです…！
キューが自分から触るなんて
ほとんどないのに…」
優「…本当にごめんね？
でも…めっちゃ可愛い〜〜！！」
「優吾」はメロメロな顔をして
キューを優しく撫でた。
キューも撫でられて嬉しそうにしているから、
私も少し安心した。
「ジェシー」もキューを優しく撫でて、
お返しに指を舐められていた。
キューに懐かれて嬉しそうにしていた。
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こあらっこ(プロフ) - さくらさん» ご返信ありがとうございました。こちらこそ、わかりずらい文章で申し訳ございません。12章にもコメント頂き、ありがとうございました！引き続きよろしくお願い致します！ (2021年10月27日 16時) (
レス) id: b57f8e4ed6 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 回答ありがとうございます。すいません。勘違いしてました。 (2021年10月27日 14時) (レス) id: 63aab54572 (このIDを非表示/違反報告)
こあらっこ(プロフ) - さくらさん» コメントありがとうございます！そしてわかりずらくてスミマセン…。これは、いつも20体相手にしてるんだから10人なんて楽勝だという事を言いたかったんです…。文章力無くてスミマセン…。 (2021年10月26日 20時) (レス) id: 36aa9b4b33 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - いつも俺の魔術で創った人型(ひとがた)２０体相手に→10体だと思います。 (2021年10月26日 20時) (レス) @page9 id: 63aab54572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こあらっこ | 作成日時：2020年3月8日 18時
