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優吾side
俺は口の中のご飯を
吹き出すところだった。
美味しそうにご飯を頬張る
ジェシーの後ろを見た時、
ついに俺たちが探していた
「紺色のフードを着て、
オレンジ色のポシェットを肩にかけた子」を
見つけたからだ。
優「んーー！！」
俺は出来る限りご飯を飛ばさないように
ジェシーに後ろを見るよう指差した。
ジェスも驚きながら
後ろを振り向き、
俺の言いたいことを
瞬時に理解したらしかった。
「その子」は既に
市場の向こうへ走り去って行った。
優「行くぞ、ジェス！」
俺は急いで頬張ったものを
お茶で流し込んだ。
ジェ「え〜俺の魚が〜〜！」
優「後でもっと美味いもん
食わせるから！
ご馳走様でした！」
そう言いながら
俺はちゃんとお金を置いて
急いで店を出る。
ジェ「ごめんね、俺の魚ちゃ〜ん」
ジェシーも泣き顔になりながら
観念して俺に着いてきた。
「その子」を追いかけると、
俺たち以外にも
追っている奴らが前にいた。
しかも「待てー！」とか
「泥棒ー！」とか言っているから、
何か事件があったのだろう。
それにしても
その子はだいぶ逃げ足が速いらしい。
俺たちも全速力で走っているが、
なかなか追いつけなかった。
しかも途中から
細い小道をクネクネと曲がりながら走っていて、
さらに見失いそうになる。
俺は左腕の羅針盤の射す光を見ながら、
ジェスに「こっち！」とか指示をしながら走った。
暫くすると、
「その子」も男たちの姿も見えなくなった。
だが、ある一角から
人が話す声が聞こえた。
優「あそこだ！」
ジェスとすぐにその道へ向かう。
そこは行き止まりになっていて、
ついに俺たちが探していた
「その子」がいた。
今朝見た夢と一緒で、
やっぱり俺より小さい子だった。
ただし、
4〜5人の男たちに囲まれて
しかも1人の男に腕を掴まれていた。
どんな事件があったかは知らないが、
これは助けないといけない状況だろう！
優「その子を離せ…！！」
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こあらっこ(プロフ) - さくらさん» ご返信ありがとうございました。こちらこそ、わかりずらい文章で申し訳ございません。12章にもコメント頂き、ありがとうございました！引き続きよろしくお願い致します！ (2021年10月27日 16時) (
レス) id: b57f8e4ed6 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 回答ありがとうございます。すいません。勘違いしてました。 (2021年10月27日 14時) (レス) id: 63aab54572 (このIDを非表示/違反報告)
こあらっこ(プロフ) - さくらさん» コメントありがとうございます！そしてわかりずらくてスミマセン…。これは、いつも20体相手にしてるんだから10人なんて楽勝だという事を言いたかったんです…。文章力無くてスミマセン…。 (2021年10月26日 20時) (レス) id: 36aa9b4b33 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - いつも俺の魔術で創った人型(ひとがた)２０体相手に→10体だと思います。 (2021年10月26日 20時) (レス) @page9 id: 63aab54572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こあらっこ | 作成日時：2020年3月8日 18時
