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優吾side
俺は日が明ける頃に
朝食を作っていた。
また隣で寝ていたジェシーを起こさないように、
静かに味噌汁を作って、
おにぎりを握った。
ただ頭の中は
夢で見た内容でいっぱいだった。
また「金色の六角星のネックレス」が
出てきたんだ。
しかも今回はそれだけじゃない。
そのネックレスを付けている人が
紺色のフード付きコートを着ているのが見えた。
さらに驚いた事に、
身長が俺よりだいぶ低かった…。
まさか…
子供…？
ジェ「んん？おにぎり…？」
考えごとをしていたら
ジェシーが寝ぼけながら起きたらしい。
一言目が食べ物ってのも
ジェシーらしい…。
優「おはよ。ご飯食べるでしょ？
顔洗ってきな？」
ジェ「ふぁ〜い」
そう言って頭を掻きながら
水桶に向かっていくジェシー。
あ、ちなみに
俺はまだ火は起こせないけど、
水なら魔術で幾らでも
出すことができる。
旅をするにあたって
水がいつでも手に入るのは大きい。
そう言って、父さんが
2年前にすぐ教えてくれた魔術だ。
次は火も起こせるようにならないとね。
(ジェシーは
「俺がやるからいい」って言ってくれてるけど、
出来るに越したことはないしね)
ジェシーが戻ってきたところで
ご飯を食べながら夢の話をする。
優「たぶん、俺らより年下かもな…」
ジェ「え、その人は
寺○心くんより小さい？」
優「いや、心くんが何センチか知らねぇよ！
でも明らかに俺よりは小さかった」
ジェ「ふーん、じゃぁ
紺色のフード付コートを着てて、
優吾より小さい人を見つければいいのか」
優「うーん。たぶん。
まだ絞りきれないけど、
とりあえず、羅針盤の指す方向を目指しながら
探していくしかないよな」
ジェ「オッケー」
ジェシーは味噌汁をすすりながら
返事をした。
羅針盤は相変わらず
俺たちの村とは反対の方角を指していた。
そうと決まれば、
早くご飯を食べて出発しようという事になった。
ただ、その前に
俺たちはいつものルーティーンである
武術や魔術の稽古を行う。
体が基本を忘れないように
2人で毎日やろうと決めた事だった。
俺らって基本マジメだよね？？
稽古が終わると、
テントを片付けて
改めて1人ずつに結界を施し、
敷地内の結界を解く。
昨日より強く出来てればいいな。
手の甲に出来た丸印を見ながら、
そんな祈りを込める。
さぁ、旅の2日目の始まりだ！
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こあらっこ(プロフ) - さくらさん» ご返信ありがとうございました。こちらこそ、わかりずらい文章で申し訳ございません。12章にもコメント頂き、ありがとうございました！引き続きよろしくお願い致します！ (2021年10月27日 16時) (
レス) id: b57f8e4ed6 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 回答ありがとうございます。すいません。勘違いしてました。 (2021年10月27日 14時) (レス) id: 63aab54572 (このIDを非表示/違反報告)
こあらっこ(プロフ) - さくらさん» コメントありがとうございます！そしてわかりずらくてスミマセン…。これは、いつも20体相手にしてるんだから10人なんて楽勝だという事を言いたかったんです…。文章力無くてスミマセン…。 (2021年10月26日 20時) (レス) id: 36aa9b4b33 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - いつも俺の魔術で創った人型(ひとがた)２０体相手に→10体だと思います。 (2021年10月26日 20時) (レス) @page9 id: 63aab54572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こあらっこ | 作成日時：2020年3月8日 18時
