あいつがあいつであるように… (ページ8)

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剛side

たまたま通りかかった中庭。なんかやけに騒がしい。

子供1「..ちゃん！？..おねーちゃん！？」

どうしたんだろうと思って近づいたらAが倒れてた。
それを見た瞬間無意識に体が動いてAの方に駆け寄っていた。

「おい！！A！大丈夫か！？おい！」

先生呼ばなきゃ、、誰か、、

長「剛？？」

「長野くん！(名前が)！」

長「A？？」

「なんか苦しんでて、、」

長「A！大丈夫？？剛、坂本先生呼んできて！あと井ノ原先生も！」

「分かった」

長「走っちゃダメだよ！？」

「うん」

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長野くんには走るなって言われたけど、そんなこと言ったって体が勝手に前のめりになって小走りしてしまう。

「坂本くん！井ノ原くん！」

坂「剛？どうした？」

「Aが倒れて、長野くんが呼んできてって...はぁ..はぁ..」

坂「お前も息上がってんじゃねーか。落ち着いて、病室戻っといて。伝えに来てくれてありがとな。」

「うん」