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ﾏﾙ「まっ待ってくれ、その人を連れていかないでくれ！」
「なんでっ･･･身を隠してないとっ」
ﾒｲ「大丈夫でス！アルフォンス様がいるのデ！」
「どういう･･･そうだっ私もキンブリーさんのところに戻る訳には行きません！」
？「･･･なにか理由があるのか」
「それは･･･っ」
まだ誰に言ってないこと。
自分の身に何を抱えてるかなんて･･･言っていいのか。
マルコーさんが先に軍の人と話しをつけている。
どうしよう、どうしよう。
ｱﾙ「大丈夫ですか？」
「･･･君達は錬金術師なの？」
ｴﾄﾞ「ああ、鋼の錬金術師だ･･･もっとも大佐がつけた名前だけどな」
「大佐が･･･そういえば前に探し物があるって」
ｱﾙ「はい」
「その様子だと見つかってないんですね」
ｴﾄﾞ「見つかんねぇよ、あんな貴重でキモイもん･･･」
「キモイ･･･？」
ｱﾙ「(この人にどこまで話していいものか)」
「･･･マルコーさん、少しお話が」
ﾏﾙ「え？あぁ･･･ここじゃダメ･･･なようだな、少し離れよう」
廊下に出て誰にも聞かれないようにと小さな声で話す。
この人しか･･･私は信用出来ない、今この場で信じられない。
「私の体の中に･･･賢者の石があります」
ﾏﾙ「なんだって！？」
「･･･だから戻る訳には行かないんです、けど軍の方にこの話をするのも･･･っ」
ﾏﾙ「･･･話してくれてありがとう、けれど何故そんなことに」
「話せば長くなります、全てはキンブリーさんのせいです･･･けど私が一緒にいれば少しは行動は遅くなるはずなんです」
ﾏﾙ「あぁ･･･困ったことになったな」
？「話はついたか」
ﾏﾙ「えっ？あ、あぁ･･･」
？「ならこっちに･･･君もだ」
この様子を見てる限り･･･キンブリーさんの味方じゃないってのは確かみたいだ。
･･･でも、まだ信用もしきれない･･･名前も知らないし。
「あの、名前をお伺いしたいのですが」
ﾏｲ「あぁ･･･自己紹介が遅れて済まない、私はマイルズだ。よろしく頼む」
握手を求められて少しびくついてしまう。
悪い人じゃない･･･んだよな。
まだ疑わしい。
ﾏｲ「そう警戒するな、ここに来るものは理由があるものばかりだ･･･俺もしかりだからな」
「･･･キンブリーさんと本当に何も無いんですよね。」
ﾏｲ「あぁ･･･証拠にはならんが、俺はやつの事を殺したいほど憎んでいる。イシュヴァールの内乱でのことは俺としても許せないからな･･･」
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柏餅(プロフ) - 一気見しました！好きすぎます！ (3月21日 14時) (
レス) @page7 id: 55951e8f98 (このIDを非表示/違反報告)
亜紀(プロフ) - 作品とても面白く1話から一気に読んでしまいました！戦えない元軍医という今までにない設定でこれからどうなって行くのかとても楽しみです！ (5月10日 10時) (レス) id: 64484658df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルンバ故障中 | 作成日時：2023年2月25日 16時
