怖くない 3 ー立花仙蔵ー リクエスト作品 ページ11
「え?」
潮「俺だって怒ると怖いって言われるし、長次なんか笑ったら不気味って言われんだぜ?」
中「ふへへへっ!」
七「そんなこと言うから長次が怒ったぞ!!」
潮「それに比べりゃあ仙蔵なんて怒っても怖くねぇよ」
笹「そうそう、土井先生とかよりもマシだよ」
し「山田先生とかよりもね!」
喜「それに立花先輩は怒るって言うか、ちゃんと僕たちの間違いを叱ってくれる人なんだ〜」
・・・まさかそんな風に思われてたなんてな。
私は日頃そんなに怒りっぽく見られているのか。
これからは行動を改めないとな・・・。
「・・・そうなんだ」
喜「うん!それにね、立花先輩はすごーく優しいんだ!僕としんベヱが危ない時はいつも一番に助けてくれるから!」
「・・・怖い人じゃない?」
し「そりゃあ怒ると怖いけど・・・そんなのみんな怖いからね」
「そっか・・・勘違い・・・してたのかな」
綾「かもね、それに立花先輩は僕が穴を掘っても怒らないし・・・怒るのは食満先輩」
留「誰が埋めると思ってんだ!!」
「・・・少し、考えを改めて見る・・・ありがとね、しんベヱに喜三太」
その日はそこで決着が着いた・・・。
次の日からAは私のことをじっと見てくるようになった。
進歩と言えば進歩なのだが、少し恥ずかしくも思える。
話しかけてくることは無いが・・・まあ怖がられてないだけマシか。
潮「なんだよ、ニヤついて・・・」
立「面白いなと思ってな」
潮「何が」
立「お前にはわかるまい」
文次郎と別れたあとに図書室に行く。
さて・・・借りてた本は・・・っと。
「あ・・・あのっ」
立「ん?・・・君か」
「えっと・・・・・・そのっ・・・あの」
立「ゆっくりでいいぞ、どうした?」
「・・・き、喜三太たちから話を聞いて・・・しゅ、宿題・・・で、分からないところが・・・あったので・・・教えていただけませんか?」
初めてちゃんと目を合わせて話をする
キラキラとした目で見てくる姿は昔の自分たちの姿を彷彿とさせた。
立「あぁ、いいぞ。宿題をするなんて偉いじゃないか」
「・・・テストで悪い点数取りたくないから」
立「そうか、いい心がけだな・・・ではまずここから教えよう」
少し・・・進歩したな。
やっと話せた・・・今まで話せなかった分、たくさん時間を作れればいいが・・・。
今まで気にかけていたのは・・・もしかしたら、頑張ってる姿を自分と重ねていたからかもな。
AB型は分かりづらい 続 1 ー綾部喜八郎ー リクエスト作品→←怖くない 2 ー立花仙蔵ー リクエスト作品
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ユリリン(プロフ) - おはようございます。他にもたくさん作品連載されていて忙しいようですね。こちらの作品は更新されないという事でよろしいですか? (7月22日 7時) (レス) id: 6ebc36a5f7 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - お久しぶりです。お元気ですか?お忙しいかもしれませんが更新していただけないでしょうか?返信いただきたいです。 (7月6日 10時) (レス) id: 6ebc36a5f7 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - こんにちは。もしコメントに気づいていただけたら返信いただきたいです。お忙しいかと思いますがよろしくお願いします。 (6月7日 13時) (レス) id: 6ebc36a5f7 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - こんにちは!お久しぶりです。お元気ですか?こちらの作品は更新されないのですか?お忙しいかもしれませんが返信お願いします。 (6月6日 11時) (レス) id: 6ebc36a5f7 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - おはようございます。お元気ですか?お忙しいかもしれませんが更新していただけないでしょうか?忙しい等更新厳しいなら返信いただきたいです。 (5月28日 8時) (レス) id: 6ebc36a5f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルンバ故障中 | 作成日時:2022年12月24日 16時