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両片思い 3 ー黒門伝七ー リクエスト作品 ページ27

き「やめとけよ、A。こいつ嫌味ばっかり言うだろ?」

「そうかな?」

乱「いつも私たちのことバカにしてくるじゃない・・・」

し「そんなことよりお団子食べようよ」

伝「っ・・・確かには組はバカにするが」

き「ほーらいってらぁ」

「でも私たちは組が頭悪いのは本当のことだから、それに何言われても平気だもん」

乱「なんで?」

「私はそういうところ含めて伝七のこと好きだもん」

伝「すっ・・・!?」

「それには組は実践派だからね!」

し「そうそう!僕達は体で覚えるの!」

乱「しんベヱはちょっと違うんじゃない?」

き「確かに、あ!おばちゃん!お団子3つ!」

し「じゃあふたりで楽しんでねー!」

「ありがと〜!」

Aがフォローして、三人は奥に入っていく。
意外とグイグイ行くタイプなのか・・・。

伝七は顔真っ赤しにして隣で顔を伏せる。

「ごめんね、あの3人が」

伝「い、いや・・・別に」

「そうだ、さっきの続きだけど次の休みだよね!一緒に行こう!」

伝「あ、あぁ・・・」

「どうしたの?なんだか具合悪そうだけど・・・」

伝「きき、き、気のせいだろ!?」

「伝七が言うなら違いないや、でも具合悪かったら言ってね?」

伝「言われなくても・・・」

笹「・・・なんか俺たちが口出さなくても平気そうですね。」

綾「だねぇ」

立「一時はどうなることかと思ったが・・・あの3人のおかげだな」

藤「ですね、そろそろ行きましょうか」

立「あぁ、あのままじゃ伝七が持たなそうだからな」

立ち上がって、伝七たちのところに向かう。
これは伝七が気持ちを伝えるのも時間の問題だな・・・。

私たちの顔を見るなり、伝七は我に返り頬を叩く。
一部始終見てたんだけどな・・・。

立「すまないな、席を外して」

綾「さっお団子食べたし帰ろうか」

藤「はい、目的のものも買えましたから」

笹「あっれぇ?伝七ぃ顔赤いぞぉ?」

伝「うるさい!今・・・頬を叩いたせいだ!」

「どこに行ってらしたんですか?」

立「すぐ近くに用があったからな、2人で何を話してたんだ?」

「あ、そうだ!次の休みに伝七とお出かけする約束したんですよ!」

立「そうか、随分楽しそうだな?」

「そりゃあもう!」

立「上手くいくといいな」

Aの頭を軽くなでて忍術学園に向かう。
さっ・・・それからどうなるのやら・・・見物だな。
伝七は帰路の間ずっとAの隣で話をしていた。

これも学園生活での・・・青春と言うやつか

幸せな 1 ー土井半助(現パロ)ー リクエスト作品→←両片思い 2 ー黒門伝七ー リクエスト作品



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ユリリン(プロフ) - メリークリスマス。こんにちは。守一郎の話凄く爽やかで彼らしさが伝わってきで面白かったです。勘右衛門の話も読みました。どちらも最高です。素敵な作品2つも読むことができて嬉しいです。ありがとうございました。 (2022年12月24日 11時) (レス) @page47 id: 6ebc36a5f7 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - おはようございます。返信ありがとうございます。お待ちしています。 (2022年12月18日 7時) (レス) id: 6ebc36a5f7 (このIDを非表示/違反報告)
ルンバ(プロフ) - アズさん» かしこまりました、リクエストありがとうございます!かかせていただきます! (2022年12月18日 1時) (レス) id: 82b205a2b3 (このIDを非表示/違反報告)
ルンバ(プロフ) - ユリリンさん» かしこまりました、リクエストありがとうございます! (2022年12月18日 1時) (レス) id: 82b205a2b3 (このIDを非表示/違反報告)
アズ(プロフ) - こんにちは。リクエストいいですか?夢主ちゃんが尾浜勘右衛門に一目惚れし甘味が好きだと知り評判のお饅頭を買って勘右衛門にアタックする話。勘右衛門も夢主ちゃんに誘われて嬉しくて喜んでいたでお願いします (2022年12月16日 21時) (レス) id: 7fd9378bbe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルンバ故障中 | 作成日時:2022年11月14日 3時

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