笑顔 3 ー斉藤タカ丸ー リクエスト作品 ページ13
そしてすぐ休みが来た。
みんなでおしるこを食べたあと、町を見て回っている時。
「わぁ・・・!見てください、このかんざし!」
タ「わっ本当だ・・・すごく綺麗だね」
『おっこれが欲しいのかい?でもお嬢ちゃんにはちょーっと早いかもしれないよ?』
「むっ・・・」
『子供にゃぁ早いから、あっちの櫛のほうがいいんじゃねぇか?』
「・・・はーい」
欲しかったのにそんなこと言われちゃ・・・。
僕も少しムカッと来た・・・行こうとするAの手を掴んで、強引に試着用の椅子に座らせる。
『な、なんだ?』
タ「この子に似合えば買ってもいいんですよね?」
『ま、まあな・・・』
「タ、タカ丸さん?」
タ「大丈夫 僕に任せて」
欲しい簪を掴み、髪を結っていく。
確かに大人の人じゃなきゃ似合わないような装飾・・・だけどAちゃんは素材はすごくいいんだから、似合わないはずがない。
だって僕の好きな子なんだから。
タ「出来た・・・」
「わぁ・・・!」
『おぉ、よく似合ってるじゃねぇか!悪かったな似合わないなんて言ってよ、金は払わなくていいから持っていきな!』
「ありがとうございます!」
タ「よかったね」
「はい!」
僕とAは手を繋いでみんなのところに戻る
・・・なんだか、普通に話せるようになったな。
手が温かい。
「先輩ー!」
浜「ん?あ、A!」
滝「その髪型・・・結ってもらったのか?」
「はい!」
田「よく似合ってるじゃないか!」
綾「手まで繋いじゃって」
「なんだか・・・お姫様になった気分です」
タ「お姫様だよ」
Aを抱き上げる
そう、お姫様・・・こんなに綺麗なお姫様どこ探したっていないよ。
「タ、タカ丸さん・・・?」
タ「僕だけのお姫様だよ、ね?」
「は・・・はい・・・っ?」
田「なんか吹っ切れたみたいだな・・・」
滝「だな・・・でも」
「タ、タカ丸さん下ろしてください・・・恥ずかしいっ」
タ「いいじゃない、こっちの方が髪型崩れないよ?」
「で、でも・・・」
綾「おやまぁ・・・タカ丸さんが治ったと思ったら今度はAか・・・」
浜「なんか兄妹みたいだなー」
「「「「守一郎・・・」」」」
僕の大事なお姫様。
今度はどんな髪型が似合うかな・・・。
もっとたくさん素敵な髪型にして・・・もっと笑顔にしてあげたい。
タ「これからも結わせてくれる?」
「・・・ううっ・・・考えさせてください・・・」
好きの違い 続 1 ー佐竹虎若(成長パロ)ー リクエスト作品→←笑顔 2 ー斉藤タカ丸ー リクエスト作品
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ユリリン(プロフ) - メリークリスマス。こんにちは。守一郎の話凄く爽やかで彼らしさが伝わってきで面白かったです。勘右衛門の話も読みました。どちらも最高です。素敵な作品2つも読むことができて嬉しいです。ありがとうございました。 (2022年12月24日 11時) (レス) @page47 id: 6ebc36a5f7 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - おはようございます。返信ありがとうございます。お待ちしています。 (2022年12月18日 7時) (レス) id: 6ebc36a5f7 (このIDを非表示/違反報告)
ルンバ(プロフ) - アズさん» かしこまりました、リクエストありがとうございます!かかせていただきます! (2022年12月18日 1時) (レス) id: 82b205a2b3 (このIDを非表示/違反報告)
ルンバ(プロフ) - ユリリンさん» かしこまりました、リクエストありがとうございます! (2022年12月18日 1時) (レス) id: 82b205a2b3 (このIDを非表示/違反報告)
アズ(プロフ) - こんにちは。リクエストいいですか?夢主ちゃんが尾浜勘右衛門に一目惚れし甘味が好きだと知り評判のお饅頭を買って勘右衛門にアタックする話。勘右衛門も夢主ちゃんに誘われて嬉しくて喜んでいたでお願いします (2022年12月16日 21時) (レス) id: 7fd9378bbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルンバ故障中 | 作成日時:2022年11月14日 3時