日向の幼馴染は陸上部です。Fifth (ページ7)

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風呂ページ7

澤「な、何かあったのか？」

「いえ･･･一緒に風呂入らないかと･･･」

澤「あ、そうか･･･お前女だから･･･清水とかと入るんだろ？」

「一応」

澤「そうそう、明日上から見る時さ動画撮ってて欲しいんだよ」

「動画･･･ですか？」

澤「参考程度にな」

「分かりました、清水さんたちはまだお風呂じゃないですよね」

澤「あぁ、マネージャーは最後だな」

「それまで部屋で柔軟してよ･･･ありがとうございます」

澤「まあ･･･烏野の部屋はまだ安全と言えるからな･･･」

「はい･･･ゆっくりしてきます」

ﾍﾟﾀﾍﾟﾀ

スリッパが足の裏にくっつく･･･。
疲れるな･･･なんか、こうも絡まれるとは･･･。
何、私ってそんなに絡みやすいのか･･･？

いやー･･･そんなことないとは思うんだけどな･･･。

部屋に着いた瞬間に顔になにか当たる。
なんだこれ、枕？

田「オラァ！」

西「レシーブ！！」

菅「一年ズカモン！」

「･･･どういう状況」

縁「枕投げ大会が始まっちゃってさ･･･」

「あぁ･･･」

縁「こっちで座ってな、俺達も不参加だし･･･」

「そ、そうします」

木「あ･･･」

「お、お邪魔します･･･」

成「不参加なのな･･･あのさ気になるんだけど」

「はい？」

成「本当に女の子？」

「うぐっ･･･な、なんでですか」

木「おい、成田！」

成「き、気になっちゃってさ･･･東京校との試合でも実力発揮してるからさ･･･」

「それはまあ･･･慣れというか、運がいいと言うか」

縁「男であれ、女であれすごく心強い人だけどね」

「あはははは･･･」

まあ気になるよな･･･。
私･･･ボーイッシュ通り越して男って思われることのが多いからな･･･。
私服もダボってしてる奴が多いし･･･あれ？私って･･･女？

「保険証にはちゃんと女って書いてますよ、ほら」

成「本当だ･･･」

「まあ勘違いされるんでもう否定しなくなりましたけど･･･」

縁「でも、魅力は人それぞれだから･･･」

「あははは･･･」

木「そ、それにほら！モデルさんも背が高いだろ？将来そういう表立った仕事すればいいんじゃね！？」

「そうですね･･･将来なんか考えたこと無かったな」

身長が生かせることしたいけど･･･バレーボールを人生の軸にできるかって言われたら、できない気がする。
かと言って･･･陸上か･･･兄のためにも続けたいけど。

不安だ