【忍たま】用具委員会には、引きこもりの五年生がいるそうです。3

「＜うちの所はしっかりしてるぞ＞」尾「うちも負けてません」竹「何も言えねぇ･･･」 ページ24

鉢「戻った」

「なんだ、来たのか」

鉢「麻婆豆腐には米だろ」

久「解せぬ」

鉢「で？私たちで良ければ話聞くけど？」

久「確か、雑渡昆奈門が侵入してきたとか･･･なんとか」

「小松田さんか･･･」

久「戦ったんだ」

「･･･負けたけどな」

鉢「当たり前だろ、五年生がまとめてかかっても負けたんだから･･･」

「うるさい」

久「相変わらず負けず嫌いだな」

「･･･で、その後に鍛錬してたら食満先輩に遭遇して一緒に手合わせした」

鉢「馬鹿だろ」

久「負けず嫌い」

「うるさい･･･ご馳走様」

久「おかわりあるよ！！」

「いらん」

鉢「鍛錬も程々にしろよなー･･･」

「分かってるよ･･･今日で懲りた」

久「食満先輩相手だったから？」

「やるなら一人でやる」

久「一人だと怪我した時 誰も助けてくれないよ」

「問題ない」

久「行くなら勘右衛門連れてきなよ」

「いらん」

鉢「というか、そんなに鍛える必要あるか？」

「負けるのは嫌だからな」

鉢「ふーん･･･お前も得意武器作れよ、そしたら私たちとコンビくんで戦えるぞ」

「ほぼお前ら中距離か近距離だろ･･･」

鉢「まあな･･･雷蔵くらいだな、遠距離は」

「そうか･･･」

鉢「鎖鎌とかは？」

「前に使ったことあるな･･･まあ別に普通だな」

久「基本なんでも使えるもんね･･･うーん」

「･･･いや別に得意武器なんて作る必要なんかない」

鉢「あったらいいだろ？」

「別にどうも･･･」

久「潮江先輩はなんだっけ」

「袋槍だな」

久「同じなのもありじゃない？」

「なしだな」

鉢「なしだ」

久「そっか･･･」

鉢「というか」

「何だ」

鉢「勘右衛門に怪我したのバレたら怒られるんじゃ？」

「「･･････」」

久「怒るね」

鉢「だよな」

「いや、あいつに限ってそんなこと･･･ない･･･だろ？」

鉢「自信なさげだな」

「･･･怒る･･････けどまあ、うん」

『A？いるのか？』

ｼｭﾊﾞｯ

鉢「(声聞こえたから逃げたな)」

尾「あれ？声が聞こえた気がしたんだけど、何してんの？」

久「豆腐祭り中」

鉢「ちょうどいい、お前も参加しろ」

尾「いやいやいや、遠慮しとく･･･」

鉢「この部屋に入ったのが運の尽きだ」

尾「･･･俺用事あるから！！」

鉢「待てコラァ！！」

久「なんでみんな嫌がるんだろ･･･こんなに美味しいのに」

「＜下級生多いからな、でも一平いるだろ。い組の＞」竹「ま、まあな･･･孫兵も一応い組だけどな」尾「まあ･･･ドンマイ」→←「＜誰って誰に＞」尾「委員会の後輩？」竹「やめろ、ここ毒虫まみれになるぞ」

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