優秀な軍医は退職して一般ピーポー ①【鋼の錬金術師】 (ページ6)

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「歳はおいくつなんですか？」

ｱﾙ「14歳です」

「じゅっ！？･･････若いな」

ｱﾙ「あはは･･･Aさんは？って女性に聞くのは失礼か」

「いや、私は24歳です･･･そろそろ結婚しないとなーとは思ってますけど」

ｱﾙ「お医者さんって･･･モテるんじゃないの？」

「あはは、それは偏見ですよ･･･モテるも何も･･･ないです」

ｱﾙ「(落ち込んじゃった)」

「けどきっといつか･･･いい出会いはあると思います」

そう、きっといつか･･･まあ無いだろうな。
病院の人はないし･･･職場の人はちょっと･･･あれだし。
かと言って患者さんとなると･･･ね？

彼女いそうじゃん

「アルフォンスさんは好きな人いないんですか？」

ｱﾙ「えっ！？あ、いや･･･」

「その反応はいそうですね、叶うといいですね」

ｱﾙ「あはは･･･まあ、はい」

「そうだ、飲み物いりますか？」

ｱﾙ「あ、僕は大丈夫です」

「そう？じゃあ私もいいや･･･」

ｱﾙ「あの」

「ん？」

ｱﾙ「僕もう行きますね、兄さんの様子見に行くので」

「あ･･･そうだ、お兄さんの怪我悪化してしまって･･･」

ｱﾙ「えっ！？」

「あのー･･･大変申し上げにくいのですが、少佐さんが･･･力強く抱きしめたことで」

ｱﾙ「･･･それって大柄な？」

「はい･･･アレックス・ルイ・アームストロング少佐です」

ｱﾙ「あの人か･･･心配なので僕行きます！ありがとうございました！」

「お気をつけて」

さて･･･資料片付けなきゃな。
やることは無いけど･･･かなり面倒だな。

そして後日、エドワードさんの所へ面会が1人やってきた。
金色に長めの髪･･･彼女かな？

そんなことを思いつつ流す。
今日という日はなんと平和なことか

少佐にも出くわさず、暇人のヒューズもやってこない･･･。
というかヒューズにバレてるってことはもれなくロイ・マスタングにもバレてるよな･･･。

ダメだ、ネガティブ思考は･･･仕事仕事。

ﾋｭ「よォ、A医師いるか？」

『あ、いらっしゃいますよ！また診てもらうんですか？』

ﾋｭ「そうそう(まあ俺の娘の写真だけどな)」

『Aさーん！患者さん来てます！』

「患者･･･？今日は予定･･･帰ってもらえ」

ﾋｭ「そう冷たいこと言うなって」

「お引取りを、貴方の病は私には直せないので」

『なんの病ですか？』

「娘自慢したい病」