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何日か歩くと目の前に廃墟が現れる。
ここ何日かは食べれていないし、みんなの体力が心配だ。
ｽｶ「あそこの廃墟で食い物を探す、お前たちは固まって行動してろ･･･あとA･･･と言ったな」
「はい」
ｽｶ「俺と来い」
ﾏﾙ「彼女は戦えないんだ、もし襲われでもしたら」
ｽｶ「俺はまだ信用してない、戦えない保証もないだろ。こいつがあいつの味方をしていたら、お前らを殺して俺の居場所を伝えるかもしれん」
「分かりました、そういう考えならついて行きます」
ﾏﾙ「おいっ！」
「いいんです、信用問題は大事ですから･･･では」
ｽｶ「･･･やけに潔いな」
「渋る理由もないので」
静かに廃墟内を歩き回る。
さすがに冷えるな･･･っ･･･。
ものを漁っても出てくるのはゴミばかり･･･やっぱり食べ物なんかないか･･･。
ｸﾞｩ･･･
ｽｶ「･･･」
「･･･すみません」
ｽｶ「この環境で腹が減るのは仕方ない･･･が、もう少し音を抑えろ」
「はい･･･」
ｽｶ「お前･･･前に軍医をやっていたと言ったな」
「え？あ、はい･･･」
ｽｶ「お前のような若さで務まるとは到底思えん」
「･･･そうですね、よく言われました。」
ｽｶ「･･･お前はあの戦いをどう思ってる、正しいと思ってるのか」
きつい質問だな･･･それに刺さるような鋭い視線。
本当に復讐だけを望んでるんだろうな･･･。
復讐だけを望んで、自分の身なんかどうでもいいんだろうか。
「戦いを正しいと思ったことは一度もありません、私は医者です･･･助けるためにいます、それなのに命を擲つような行為は私からすれば目に余ります」
ｽｶ「･･･そうか」
木箱の缶をあさっていると奥から大柄な男二人が来る。
北方軍の人達だろうか･･･こんな早くスカーさんを狙いに来るなんて･･･。
足でまといになる前に何かしないとっ
ｽｶ「いい、じっとしろ･･･北方軍は鼻が利くな」
？「残念ながら我々は中央軍だ、そっちの女を引き渡せ」
？「キンブリー様がお前たちのことを待ってるぞ」
「っ･･･」
ｽｶ「たった二人で俺をどうにか出来ると思ってるのか」
？「馬鹿な･･･並の人間 2人だけで貴様と渡り合えるとは思っていない」
？「並の人間･･･ならな」
ﾒｷﾒｷｯ
身体変わっていく･･･っ
人と動物の合成･･･ってことはっ合成獣っ
すごく強そう･･･っ大丈夫なのだろかっ
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なお - ハボックさん推しなんで嬉しいです！ (2022年12月29日 16時) (
レス) @page30 id: 760ef75fef (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - とても面白いです (2022年8月31日 23時) (レス) id: 9084a50d79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルンバ故障中 | 作成日時：2022年8月9日 1時
