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そして山を歩いて一週間･･･凍傷は酷くなかったため、放っておいても治った･･･のだが。
体力の無さが仇となっていた･･･。
目の前に小さな小屋と、銃を構えた数名の男が現れる。
ｽｶ「･･･」
『うごっ！？』
「･･･寒っ」
ﾖｷ「あの小屋に私たちの連れがいる･･･はずなんだが」
「やっと会える」
小屋へと急ぎ、中を見れば顔の変わったマルコーさんと小さい女の子がいた。
2人は私を見るなり驚く･･･。
ﾏﾙ「なっ･･･なんで君がっ！？」
ﾒｲ「知り合いですカ？」
「ご無事でっ･･･良かった･･･」
ﾏﾙ「今病院に務めてるはずだろうっ･･･？」
ｽｶ「話は歩きながらしろ、ここはブリッグズ兵に見つかった。場所を移る」
また外を歩かされるのか･･･。
どこか隠れられる場所を見つけながら行くのは･･･少し厳しい気もする。
今は歩くしかないのか。
ﾒｲ「2人はどう言った関係なんですカ？」
「･･･マルコーさんのお手伝いをしてたんです」
ｽｶ「！」
ﾒｲ「じゃあ助手さんなんですネ！」
ﾏﾙ「なぜ余計なことをっ」
「いいんです、これで･･･私も追われてる身ですので･･･包み隠さず話した方があちら側も信頼できるでしょう」
ｽｶ「ひとつ聞く･･･貴様 賢者の石を作ったことはあるか」
「･･･はっ」
ﾏﾙ「ない！あれは私に言われたことであって･･･彼女は･･･一度もないっ」
「マルコーさん･･･」
ｽｶ「･･･そうか」
ﾏﾙ「A･･･君はもう嘘をつくのはやめてくれないか」
ピタリと空気が止まる。
ああ･･･エンヴィーが話したのかな･･･。
私が嘘吐きってことがバレてしまうなんて･･･。
「無理です」
ﾏﾙ「君の身を思って言ってるんだ！これ以上つけば･･･君もタダでは済まないんだぞ！？」
「いいんです、死ねるなら本望ですから」
ﾒｲ「嘘ですカ･･･」
「マルコーさんを助けるにはそれしか無かったんです、私が好きでついた嘘です。気にしないでください」
私にとって･･･嘘は日常。
守るためならなんだって言ってやるさ
ｽｶ「その嘘とやら･･･協力するというのに偽りはないだろうな」
「ええ、もちろん」
ﾏﾙ「･･･どこまでも君は優しいんだな」
「いいえ･･･ただの自己満足です」
ﾒｲ「あ、申し遅れましタ！私はメイ・チャンでス！シンから来ましタ！」
「シンから･･･わざわざこんな寒いところまで、ご苦労様です」
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なお - ハボックさん推しなんで嬉しいです！ (2022年12月29日 16時) (
レス) @page30 id: 760ef75fef (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - とても面白いです (2022年8月31日 23時) (レス) id: 9084a50d79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルンバ故障中 | 作成日時：2022年8月9日 1時
