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ﾛｲ「はぁ･･･」
「大佐」
ﾛｲ「ん？なんだ君か･･･何の用だ」
「･･･折り入ってお話があります」
ﾛｲ「改まって何だ」
「･･･っ」
ﾛｲ「･･･迷ったような顔だな、何か言いたいことか」
「私にっ･･････なにか出来ますか、軍医に戻ったら」
ﾛｲ「！」
「全ての傷を癒すなんてことは出来ません･･･けど、なにか役に立つことは」
ﾛｲ「･･･その件なんだがな、私から頼みがある」
ﾘｻﾞ「大佐 持ってきました」
大佐は軍服に腕を通して、整える。
凛とした姿は軍人そのものだ。
ﾛｲ「ハボックの事を頼む」
「！」
ﾛｲ「あんなことを言っておきながら、私も今の現状･･･奴が軍で登り詰められるとは思えないところある･･･だから支えてやってくれ」
「･･･はい」
ﾘｻﾞ「大丈夫よ、A･･･自信を持って」
「リザさん･･･」
ﾘｻﾞ「私たちにしかできないことがあるように、あなたにしか出来ないことがあるのよ」
「私にしか･･･」
ﾘｻﾞ「それに、ハボック少尉はAのことを結構気に入ってるようだし」
ﾛｲ「まあ色んな意味で頼んだ」
「あっちょっと！？」
引き止めても振り向かずに行ってしまう
･･･かっこいいな、私もあんな風になれたら･･･良かったのにな。
私にしかできないこと･･･。
「･･･頑張ろう」
自信はないけど･･･やるしかない。
いいや、自信は持つべきだ。
だって、強くなるんだ･･･身も心も･･･。
「検診です」
ｸﾞﾗ「ラストォ･･･」
ｴﾝ「そんな泣くなよ、ついてなかっただけなんだから･･･それより、マルコーの他にも作れるヤツっていたろ？」
ｸﾞﾗ「いた、ラスト捕まえてた」
ｴﾝ「そいつどうなってんだよ、死んだの？」
？「死んでは無い」
ｴﾝ「！ラース･･･」
ﾗｰ「今は病院に務めている、しかし狙うにしては人が多すぎる」
ﾋﾟﾁｬｯ
水滴が何度も地面に落ちていく。
冷たい空気の中に三人が佇む
ｴﾝ「別にマルコーいるんだから、アイツ殺してもいいんじゃない？邪魔なだけだしさ」
ﾗｰ「いや、我々の鍵でもある･･･殺す訳にはいかん」
ｴﾝ「んじゃ、どうすんのさ･･･そのままほっとくわけ？作り方とか他の奴らに言われたら、また仕事増えるだけじゃん」
ﾗｰ「今は泳がせておくべきだ、何･･･まいた種は後でいくらでも潰せる」
ｴﾝ「･･･ふーん、まあなんでもいいけどさ」
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なお - ハボックさん推しなんで嬉しいです！ (2022年12月29日 16時) (
レス) @page30 id: 760ef75fef (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - とても面白いです (2022年8月31日 23時) (レス) id: 9084a50d79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルンバ故障中 | 作成日時：2022年8月9日 1時
