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私の病院にまで連れていかせて、直ぐに治療をする。
一命は取り留めたものの･･･深い傷をおわせてしまった。
ハボックさんの治療後、私の方も治療してもらう。
どうやら肩と他にも腹部、足と刺された傷が残っていた。
『何があったんですか？』
「･･･ちょっとした事故に巻き込まれただけだ」
『そんな･･･』
「それと頼みがある、軍人の方の担当は私に回してくれ」
『しかしそんなキズで』
「頼む･･･」
『･･･わかりました、けどAさんも安静に！ですよ！？』
「あぁ･･･わかってるさ」
もう深夜を回っていた。
2人の様子を見に病室まで行くと、リザさんが一人ドアの前でたっていた。
「お疲れ様です」
ﾘｻﾞ「Aさん･･･今回は巻き込んでしまって」
「いいんです･･･2人は目を覚ましたか？」
ﾘｻﾞ「ハボック少尉がまだ･･･」
「ちょっと様子を見させてもらいますね･･･失礼します」
ﾛｲ「ん？あぁ･･･君か」
「目覚めて何よりです･･･ハボックさんは少々･･･不安定ですね」
脈は問題なし･･･熱も特に異常なし。
あとは血が足りてないか･･･点滴は問題なし。
早く目覚めて欲しいものだ･･･。
手を軽く握る。
温かい･･･まだ生きてる。
ﾛｲ「･･･ラストは俺が燃やし尽くした、もう問題は無い･･･で、君はなぜあの現場にいた」
「･･･分かりません」
ﾛｲ「分からないだと？」
「ラストに襲われてから･･･目を覚ましたらあそこにいました。本当に･･･たまたまなんです」
ﾛｲ「襲われた･･･？」
「賢者の石をもう一度作れ･･･そう言われてました、断ったら力ずくで連れてこられただけです」
ﾛｲ「っじゃあ君は」
「作れます、頭の中に作り方も何もかもあります･･･けど･･･もうあんな真似したくない」
賢者の石のせいでこうやって人が巻き込まれて死んでしまうのは･･･。
ダメだ･･･泣いても許されない。
ﾎﾟﾀｯ
「私はっ･･･もう人を殺したくないっ」
ﾛｲ「･･･」
「目の前で死んでいくのを見たくない、助けられる命なのにっ」
ﾊﾎﾞ「･･･っ」
「叶うなら･･･自分が犠牲になって賢者の石を最後に作れれば･･･全部終わるのにっ」
ﾛｲ「賢者の石･･･ラストの中にもあったな･･･」
ﾊﾎﾞ「うっ･･･あれ、俺･･･生きてる？」
ﾛｲ「もう少し空気を読んで目覚めろ」
ﾊﾎﾞ「死にかけの部下になんてことを言うんすか」
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なお - ハボックさん推しなんで嬉しいです！ (2022年12月29日 16時) (
レス) @page30 id: 760ef75fef (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - とても面白いです (2022年8月31日 23時) (レス) id: 9084a50d79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルンバ故障中 | 作成日時：2022年8月9日 1時
