優秀な軍医は退職して一般ピーポー ①【鋼の錬金術師】 (ページ21)

今日:57 hit、昨日:14 hit、合計:27,862 hit

20 ページ21

ﾘｻﾞ「貴方も大変ね･･･」

「まあ、そういう風に仕向けてるのは私。仕方ないよ」

ﾘｻﾞ「でも貴方らしくていいんじゃない？今度私も誰か紹介してあげるわ」

「おおらかな人にしてください」

ﾘｻﾞ「わかったわ･･･そろそろ行かないと、少しの時間だったけど楽しかった。これ私の連絡先よ、良かったらとっといて」

「喜んで、じゃあ仕事頑張ってね」

ﾘｻﾞ「うん、ありがとう」

･･･さて、私もそろそろ仕事に戻らないとな。
眠過ぎて死ぬかと思った･･･しかし、こんな感じで毎回毎回あの大佐に訪問されたらいずれ死ぬな･･･。

･･･仕事しなきゃな。

『あ、やっとお帰りですか？』

「あぁ･･･やっと家のベットで寝られる･･･もう硬いのはゴメンだ」

『あはは、最近物騒ですからお気を付けて！』

「君もな」

眼鏡をかけて、結んでいた髪を下ろし上着を着て病院を出る
さて･･･家のやつ腐ってないといいが、ん？

ﾊﾎﾞ「どーも」

「どうも･･･何用ですか？」

ﾊﾎﾞ「大佐に頼まれてな、乗ってけよ」

「･･･住所は知られたくないので結構です」

ﾊﾎﾞ「あんたも結構お堅いなー」

「お堅くて結構です、お引取りを」

ﾊﾎﾞ「ですってよー大佐ー」

ﾛｲ「お前の誘い方が悪い」

ﾊﾎﾞ「だから俺もう彼女いるんですよ」

「･･･あ、ボインのナイスバディなお姉さん」

「「！？」」

「(よしっ)」

路地裏に入って逃げる
さて･･･ここから帰るにはこっちだな･･･。

ﾊﾎﾞ『あれ！？消えた！！』

ﾛｲ『なぜ目を離した！？』

ﾊﾎﾞ『あんたもだろうが！！』

「(中央慣れしてないと建物のこういう入り組んだところは見落とすだろうな)」

帰ったら何しよう、とりあえずシャワー浴びてねよう。
じゃなきゃ体力が持たない･･･。

「(さてとー･･･帰ります)」

ﾛｲ「あ」

「(か･･･とはいかないか)」

ﾛｲ「ハボック！！いたぞ！！」

ﾊﾎﾞ「え！？あっ本当だ！！」

「(仕方ない･･･ここは走って･･･)」

ｸﾞｩｩｩｩｩｩ

ﾊﾎﾞ「腹の･･･音？」

「･･･お腹すいて･･････動けない」

ﾛｲ「捕獲しろォ！！」

ﾊﾎﾞ「あいさー！！」

「人でなし･･･」

ﾛｲ「何、ちょっとしたサインをしてもらいたくてな」

「信用ならん･･･」

ﾛｲ「うまい飯食わせてやるぞ？」

「･･･なんて卑怯な」

ﾊﾎﾞ「卑怯じゃねぇよ、つか釣られるなよ」