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「本当に知らないんです、少ししか」
ﾛｲ「なんだ、知ってるじゃないか」
「･･･まあ、本当に少しです。けど教えるつもりは無いです、教えても胸糞悪い内容なので」
ﾛｲ「そうか･･･」
「そろそろ早く帰ってください、そこも寛がない！」
ﾘｻﾞ「えっ」
ﾛｲ「全く･･･」
ﾊﾎﾞ「でもそろそろ俺らも戻って仕事の引き継ぎしねぇと」
ﾌｭ「そうですね」
ﾌｧ「私達もそろそろ戻らないと」
ﾌﾞﾚ「大佐ー」
ﾛｲ「そうだな･･･中尉はここに残って彼女と話しててくれ」
「は？」
ﾘｻﾞ「何故？」
ﾛｲ「中尉の仕事は私が引き継いでおく、たまには二人で話したらどうだ。じゃあな」
嵐のように去っていく
なんなんだあの人たち･･･でも、ちゃんと二人で話すのは何年ぶりだ？
この間はまあでも大佐がいたし。
ﾘｻﾞ「最近どう？」
「まあ･･･それなりに」
ﾘｻﾞ「そう、今日はタイミングが悪くてごめんね」
「いいや、それは全然･･･その･･･イシュヴァール戦から大丈夫でしたか？メンタル面とか」
ﾘｻﾞ「ええ･･･落ち込むこともあったけど、あの人の為って考えたら前に進めるの」
「相変わらず･･･一途だね」
ﾘｻﾞ「そういうあなたは？結婚しないの？」
「いないよ、別に興味もない･･･」
ﾘｻﾞ「そう？貴方なら相手くらいいくらでも･･･」
いくらでも･･･か。
そうだな･･･私の知り合いは全員既婚者だし、医者と結婚したい物好きなんて居ないだろうに。
ﾘｻﾞ「A？」
「私が男だったら、自分とは結婚したくないな･･･」
ﾘｻﾞ「何故？」
「だって･･･医者って仕事は過酷だし、ストレス溜まるし･･･それを当てられたら嫌だからな」
ﾘｻﾞ「そう」
「あー･･･結婚かぁ･･･もうそんな歳か･･･」
ﾘｻﾞ「私は別に無理にとは･･･」
「いいのいいの･･･そろそろ親からも言われるからさ」
ﾘｻﾞ「親に？」
「そう･･･お見合いとかすごいセッティングされる･･･」
ﾘｻﾞ「そうなの･･･気に入った相手はいた？」
「基本的に私が相手に水かけて終わり」
ﾘｻﾞ「え？」
「気に食わないからかけてるんじゃないんだ、化けの皮剥ぎたくて」
ﾘｻﾞ「･･･化けの皮？」
「そういう対応されてこの人はどんなことを言うんだろうって思ってさ、だって面白いくらいに怒ったり叩いてきたりする人ばっかりでさ
所詮 医者の女と結婚して裕福になりたいだけの人ばっかり」
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なお - ハボックさん推しなんで嬉しいです！ (2022年12月29日 16時) (
レス) @page30 id: 760ef75fef (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - とても面白いです (2022年8月31日 23時) (レス) id: 9084a50d79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルンバ故障中 | 作成日時：2022年8月9日 1時
