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拳を力強く握っていた
まだ若くて幼い彼女は治すということに少し恐怖心を抱いているように思える。
「もう･･･見たくないんです、怪我した人も･･･っ亡くなる人も」
ﾛｲ「･･･努力はするさ」
ﾘｻﾞ「大佐 そろそろ･･･」
ﾛｲ「ん？あぁ･･･A」
「･･･」
ﾛｲ「今回のヒューズが亡くなった件で、医者として･･･なにかおかしな点はあったか」
「ヒューズさんの手には武器が握られていました･･･恐らく攻撃しようとした、しかし･･･あの人は大事なところでミスをするような人じゃありません。
･･･人じゃないものが、関わっている･･･様な･･･」
ﾛｲ「･･･わかった」
「大佐」
敬礼をして顔を向ける
前より少し大人びた顔･･･あの時はまだ19かそこらだったな･･･。
「･･･ご武運を」
ﾛｲ「あぁ、また機会があれば来る」
ﾘｻﾞ「失礼します」
外に出てから少し頭を悩ませる
人じゃないもの･･･とは、一体･･･？
キメラは銃を使うようなものはいない･･･。
車に乗り込んでからも頬杖を着いて考える
ﾘｻﾞ「彼女･･･綺麗になりましたね」
ﾛｲ「ん？あぁ、そうだな･･･まあ私の好みではないが、ああいうのはきっとハボック少尉だろ」
ﾘｻﾞ「そうでしょうか･･･あの人 守りたくなるような人を好きになっているようなイメージですが」
ﾛｲ「どうだろうな？」
ﾊﾎﾞ「本人がいるところでそんな会話するのやめてもらっていいっすか」
ﾛｲ「こちらの話だ、運転手の君には関係ない」
ﾊﾎﾞ「嫌味っすか！？頼まれてやってんすけど！！」
ﾘｻﾞ「前を見なさい」
ﾊﾎﾞ「へいへい･･･それより、目的の人には会えたんすか？おれは会ったことないけど･･･軍医？だった人」
ﾛｲ「あぁ、なかなかに美人な」
ﾊﾎﾞ「俺には今彼女がですね」
ﾛｲ「中央行くのに別れるんだろ？」
ﾊﾎﾞ「誰のせいだとっ」
ﾛｲ「まあ･･･機会があればお前も逢いに行くといい、可愛げはそれこそないがまあ好きなタイプだろ」
ﾊﾎﾞ「へーへー」
歳もそれなりに近いだろうがな
まあこいつ･･･ボイン好きだし、タイプとしては好きそうだな。
それより･･･A･･･何かを知っているような顔をしていた。
何を知ってるって言うんだ･･･人では無いもの。
ﾛｲ「･･･！」
ﾘｻﾞ「どうかしましたか？」
ﾛｲ「いや･･･なんでもない」
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なお - ハボックさん推しなんで嬉しいです！ (2022年12月29日 16時) (
レス) @page30 id: 760ef75fef (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - とても面白いです (2022年8月31日 23時) (レス) id: 9084a50d79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルンバ故障中 | 作成日時：2022年8月9日 1時
