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「言うことなんかっ」
ﾗｽ「面倒ね･･･本当にっ」
「っあ゛っ」
ﾗｽ「いい？貴方に拒否権なんかないわ、次会った時に･･･決めとくのね。」
ﾌﾞｼｭｯ
ラストは静かに出ていこうとする
最悪だ･･･本当に･･･っ
「･･･っ最悪」
ﾗｽ「そうそう、亡くなった彼･･･殺したのは」
「っ」
ﾗｽ「エンヴィーだから、まあ･･･伝えたところで弱い貴方には何も出来ないけど」
ｶﾞﾁﾞｬﾝ
音を立てて去っていった
本当に･･･もう、絶望だ･･･助けて欲しいなんて、言えないし。
とにかく傷の手当をっ
もう･･･本当に、出会いたくない人ばかりに出会う。
助けて欲しい･･･けど、頼りたくないっ
「･･･クソッ」
「･･･お疲れ様です」
『お疲れ様です･･･なんか顔色悪いですけど』
「気にしないでください、今日の予約は？」
『そうそう･･･予約というより、軍の方がいらっしゃってます』
「軍？」
部屋に行き見ればマスタング大佐、リザさん。
絶対に言うなと言ったのに･･･。
「何用」
ﾛｲ「まあかけてくれ、話したいことがある」
ﾘｻﾞ「止められなくてごめんなさいね」
「いや･･･仕方ない」
ﾛｲ「軍医に戻って私の下につけ」
「嫌です」
ﾛｲ「今回のヒューズの件･･･少佐が口止めすることが出来る者が関わってる」
「嫌です」
ﾛｲ「まあ聞け･･･今すぐとは言わん」
「･･･もう、関わりたくありません」
ﾛｲ「･･･」
「話はそれだけですか」
ﾘｻﾞ「あっAさん！」
「っ！」
ｶﾞｸﾝｯ
膝から崩れ落ちる
腕を掴まれたせいで、痛さで力が抜けたっ･･･。
ﾘｻﾞ「大丈夫ですか･･･あの」
「やめてくれ･･･」
ﾛｲ「どこか悪いのか」
「･･･いいえ、とにかく･･･戻るつもりなんかありません･･･けど」
ﾛｲ「？」
「協力します、できる限り･･･もうこれ以上･･･亡くなって欲しくないから」
ﾘｻﾞ「Aさん･･･」
「戦場にでも何でも駆けつけましょう･･･死なないように治療してあげます」
ﾛｲ「ふっ･･･面白い･･･その時は頼むぞ」
「その代わり」
ﾛｲ「まだ何かあるのか」
「治療費はいただきます」
ﾛｲ「がめついな･･･」
「こっちも生活かかってますから･･･でも出来れば呼んで欲しくないです」
ﾛｲ「何故」
「呼ぶってことは･･･怪我した時･･･だから」
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なお - ハボックさん推しなんで嬉しいです！ (2022年12月29日 16時) (
レス) @page30 id: 760ef75fef (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - とても面白いです (2022年8月31日 23時) (レス) id: 9084a50d79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルンバ故障中 | 作成日時：2022年8月9日 1時
