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三「八戒は先にマナルナ連れてしたいってろ」

「頼む!置いていかないで!!」

八「・・・ごめん」

「はっかぁぁぁぁぁぁぁい!!!」

三「・・・ふぅ」

この落ち着きようがいちばん怖い・・・。
何を言われんの・・・?怖い怖い怖い・・・。

ドン

三「お前さ、わざとやってんの?」

「へっ・・・あ!?」

三「俺のこと嫉妬させたいワケ?それとも本当に八戒が好きなのか?」

「あ、いや、あの」

三「こっち見ろ、目ェ逸らすな」

「あばっ・・・あの、あ、いや」

困惑+怖いで頭がいっぱいです
血管を浮かせてキレてる三ツ谷・・・いやぁぁぁ怖すぎるぅ。

「ご、ごめんなさいっ」

三「謝って欲しいわけじゃねぇよ、八戒のこと好きなの?」

「違います・・・」

三「じゃあなんで抱きついたりなんかしたの」

「温もり・・・といいますか、あのー・・・温かみを感じまして・・・はい」

三「・・・フーン」

「決してやましいことはありませんので・・・」

三「あっそ」

壁ドンから解放されて思わずへたへたと床に崩れ落ちる
こ、怖かった・・・それよりも・・・死ぬかと思った・・・。
あ、待ってまだ生きてる?首つながってる?

三「俺はさ」

「はい!?」

三「そんなできた男じゃない、好きなやつが誰か違うやつと話してたり・・・楽しそうにしてると妬ましく思う。
それに優しくするのだってよく見られたいからであって本当はどうかなんてわかんねぇ」

「えっ・・・?あのー三ツ谷さん?」

三「お前のこと好きだから、嫉妬もするし優しくする・・・そこの所よく覚えとけよ」


去っていく三ツ谷
・・・え?何?何事?

混乱しすぎて思考が追いつかん。
まあいいか、とりあえず私も下降りよ・・・。

柚「なんか、三ツ谷が頭冷やしてくるって外行ったけど・・・何かあったの?」

「・・・柚葉」

柚「ん?」

「三ツ谷って結構嫉妬深い?」

柚「んー・・・あんまりわかんないかな、あいつが好きな人出来たー!って言うのあんまり聞かないし・・・」

「だよなー・・・」

八「大丈夫だった?」

「あーうん・・・大丈夫」

八「(全然そうは見えないけど)」

あれって・・・私の事好き・・・でいいのかな。
頭が追いつかん、つかこれまた距離置くパターンじゃね?
最悪・・・せっかく慣れてきたところなのに・・・。

柚「恋愛で悩み事?」

「・・・わかんないけど多分そう」

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林檎よりの檸檬 - 夢主ちゃん面白くてこの小説読み始めました!これからも更新楽しみにしてます!! (2021年11月7日 23時) (レス) @page16 id: 2a754f4eb6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルンバ故障中 | 作成日時:2021年10月15日 19時

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