男装癖のある女子がマイキーに憧れて東京卍會に入りました。【東京リベンジャーズ】three (ページ12)

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三ツ谷達がでて代わる代わるにお風呂に入りに行く
柚葉ちゃん細いなぁ･･･それに比べて私は･･･。
胸を鷲掴んで引っ張る

邪魔だなコレ。

柚「当てつけか何か？」

「いや･･･邪魔だなぁって」

柚「贅沢言うな」

「ぇぇぇぇぇぇ･･･」

柚「お先ー」

「あっ待ってよ」

2人でお風呂場に向かう
体をお互いに洗ってあげて、湯船に浸かる
少しお湯が出てしまったがちょうどいい量。

柚「･･･あったか」

「あー･･･あったまる」

柚「あんたってさ」

「ん？」

柚「三ツ谷のこと好きなの？」

「うーん、まあ信頼はしてる･･･けど好きかどうかって言われと･･･うーん、普通？」

柚「なるほどねぇ･･･」

「まあ人間的には好きかな」

柚「あっそー･･･」

「あっもしかして、三ツ谷のこと好きとか！？」

柚「違うわよ、あいつは･･･どちらかと言うと兄貴って感じ」

「ふーん･･･あれが兄貴ねぇ」

まあ分からなくもないけど
大きな欠伸をして少し柚葉の方を見る
よく見れば小さい傷が体のそこらに沢山ついてる

「･･･傷どうしたの？」

柚「！いや･･･」

「誰かにやられた？」

柚「･･･勘が鋭いのね」

「まあね」

柚「兄貴にね」

「兄貴か･･･」

柚「私の家さ･･･お母さんがなくなってから大変で、兄貴が八戒も殴るわで大変だったの。
八戒を守るために･･･私が八戒の分の暴力も受けてたってわけ」

「カッコイイね、家族のために頑張れるって」

柚「私はただお母さんの代わりにならなきゃいけないだけ」

「･･･一人で抱え込んでて平気？」

柚「うん」

「･･･そっか、でも」

柚「？」

「私は柚葉の味方だよ、ひとりじゃないってことだけ覚えておいてね」

柚「！･･･ありがと」

嬉しそうに笑う顔が今まで最高に自然体だった
こんなふうに笑えるんだ･･･そう思うくらいに

先に上がると一言伝えて脱衣所に繋がるドアを開ける

「あ」

八「あ」

沈黙が走る
2人してフリーズをして思考停止。

八「うっ･･･わぁぁぁぁぁぁ！！！」

「えっあ、ちょっと！？」

なんでお前が走って逃げるんだよ！
その声につられて柚葉と三ツ谷が入ってくる
そこは阿鼻叫喚の地獄絵図。

三「うおっ！！？？」

柚「なっちょっ」

「冷静になれお前ら！うるさい！！」

三「全裸で冷静になってんじゃねぇよ！」

「いやとりあえず2人ともでてけや」

三「八戒立てるか？」

八「腰抜かした･･･」

「おい人を化け物みたいに言うな」