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年末 日付が変わる前
11:15。
相変わらず父は帰ってこない
出張と言う名のデートだ。
「これでいいか」
私服に着替えて髪を整える
溜息をつきながら玄関を開ければ知り合いの顔。
三「よっ」
「着物着るんだー意外ー」
マ「お姉ちゃん!」
ル「一緒に行こう!」
「行こ行こ!なんなら兄貴は置いていこう!」
三「おいコラ」
?「誰その子」
三「あぁ、こいつA。友達」
柚「珍しい・・・あんたに女の友達なんて、初めまして。柴 柚葉です」
「かっ・・・三ツ谷コラァ!こんな可愛い子がいながら!!」
三「痛いわ!叩くな!!」
「初めまして、武蔵 Aです。よろしく柚葉ちゃん」
柚「あー・・・うん」
「めっちゃドライやん」
八「・・・」
三「またフリーズかお前は」
八「えっあ、いや・・・」
まあ過去に男装してる時にお会いしたんですけども。
まあそれを言ったら面倒になるので何も言わないまま。
というかみんな着物かよ!!
ってか・・・。
柚「ごめんね、こいつ私以外の女にはフリーズしちゃんうんだ・・・」
「・・・」
八「・・・」
三「なんだよAまで固まって」
「いや・・・女認識してくれるの嬉しいなって」
八「っ!?」
柚「八戒!?」
三「お前天然タラシやめろォ!!」
「えっ!?何がァ!?」
頭をぶっ叩かれる
えっなっ・・・えっ!?タラシ!?誰が!?
私は女の子以外タラシじゃないんだけどォ!?
「あっ柚葉ちゃんに対して?」
三「八戒に対してだわ!」
「・・・えっなんか言った?私・・・」
三「無自覚やめろや!!」
マ「ねぇ早く行こうよ」
「おっ行こ行こ!」
柚「・・・あんたがときめくなんて珍しいわね」
八「ときめいてない!!ちょっと・・・その、あれだよ」
柚「ときめいてるじゃない」
八「違うって」
子供は可愛いなーニコニコしてるし・・・なによりこの髪型よ・・・。
最高に可愛いかよ、お母さんにやってもらったのかな。
「三ツ谷ー」
三「ん?」
「この2人の髪型かわいいなーお母さんやったの?」
三「いや、俺」
「前言撤回させてもらうわ」
三「褒め言葉受け取ったぜ」
「うざっ」
ル「着物もお兄ちゃんが着せてくれたの」
「んー?そっかァ・・・あー・・・優しい兄貴だな」
マ「ご飯も上手だからねー」
ル「優しいしねー」
「そうだな・・・三ツ谷と結婚したら楽そうだよなー」
三「するか?結婚、俺と」
「するわけねぇだろ、バカ」
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林檎よりの檸檬 - 夢主ちゃん面白くてこの小説読み始めました!これからも更新楽しみにしてます!! (2021年11月7日 23時) (レス) @page16 id: 2a754f4eb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルンバ故障中 | 作成日時:2021年10月15日 19時