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「あーそうですねー」

『なんだお前調子乗んなよ』

『お前の学校生活無茶苦茶にすんぞ!』

「やってみろやコラ!」

先輩と思われる人達は花壇を踏みつけて、唾を吐く。

やってくれたなぁ・・・私が愛をこめて育てた花たちに。
荷物を投げおいてカーディガンを脱ぐ。

「おい、低脳サル」

『あ?』

「花に何だって命あんだよ、てめぇらが踏み躙っていいもんじゃねぇんだよ」

頭を蹴りあげる
いい所入ったなー・・・案の定気絶。
何人か殴りかかってくるも、返り討ち。

「二度とその汚ぇ面見せんな・・・花が枯れる」

『クソアマが・・・次会ったらただじゃ置かねぇからなれ!』

「おめぇがな!?」

?「なんかうるさいって思ったら・・・」

「はっ・・・あ、えっとどちら様?」

林「林田春樹だ」

あらヤダ昨日の人だァ・・・見られた?見られた?
あーらま、ついて無さすぎるわ。

まあこの人馬鹿らしいし大丈夫か。

「どうもはじめまして」

林「めっちゃキレてたな」

「だって私が毎日水あげてたのに・・・」

林「また水やれば生き返るだろ、じゃあなー」

「屈強に生きてくれ・・・」

折れた花を持ち、枝を地面に指す
支えるように枝に寄りかからせて手を重ねる
そんな作業をしてたら昼休みはとっくに終わり、いつの間にか5限目中盤。

ワイシャツはドロドロ、顔も手も・・・オマケに足まで。

「カーディガン・・・腰巻いていくかー・・・」

腰に巻いて手だけ洗って荷物を持って急いで教室に向かう
普通に授業やってるしー・・・コソコソとはいるの無理だし・・・諦めよう

堂々と授業中のクラスに乱入。

「ごめんなさい」

先『めちゃくちゃ泥だらけだな!?』

『なになにどうした!?』

「裏庭で転びました!!」

『馬鹿かお前ー!』

友達から茶化されながら席に着く
机の上にはプリントと日誌
あー・・・やれってことね、プリント・・・何これ意味わからん。

三「教えてやろうか」

「あ、大丈夫ーあとで友達に聞くから、ありがとー」

顔を見ないまま返事をしてノートを開く
早く席替えしてー・・・んでもって廊下側の席(1番後ろ)行きたーい。

そんな心の声は届かないまま授業が終わり
放課後を迎えた。

各自部活に行く中、掃除と日誌そして明日の時間割を書いていく。
日直は月に2回くらい回ってくる

面倒くさいったらありゃしない

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????(プロフ) - 楽しく読ませて頂いてます!夢主さんの男装時と通常時の容姿が気になります! (2022年2月10日 4時) (レス) @page50 id: 5c7baf0c04 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルンバ故障中 | 作成日時:2021年8月27日 7時

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