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「ほれ」

15分くらいだった頃だろうか
やっと出来上がって三ツ谷に渡して帰ろうとする

が、また首根っこを掴まれて座らされる

三「あとここな」

「えー・・・」

三「うだうだ言うな」

「(やりたくは無いが・・・必殺技を繰り出してやろうじゃねぇか、女はこれでイチコロだ)」

三ツ谷の肩を押して、壁ドンをする
よく遊び半分で女子にやってたらキャーキャー言われた。

私より少し背が高いくらいの三ツ谷。

「今日解放してくれたら、明日何でも言う事聞いてやるから(イケボ)」

三「ざけんな、真面目にやれ」

「効かないだとっ・・・!?」

三「俺を女かなにかと勘違いしてるだろ」

「・・・あ、そっか男か・・・」

三「おいコラ」

「ねーマジで帰りたいんだけどー・・・ほらもうこんな時間!あらやだパパが帰ってきちゃうわ!」

三「お前の親父は7時過ぎだろ」

「なんで知ってんの・・・気持ち悪っ」

三「窓から見えるんだわ」

『部長、用事あるので失礼します!』

三「おう、おつかれー」

『私たちも失礼しまーす!!』

「お疲れ様でしたぁー!」

三「どさくさに紛れて帰ろうとすんな」

「チッ・・・」

三「お前がやらねぇと終わるもんも終わらねぇぞー」

「ハイハイ・・・ったくもよォ」

残ってるのは安田さんと私と三ツ谷
真剣に打ち込んでる安田さんを見てると少しやる気が湧いてくる

安「部長はなんでその人を部活に入れたいんですか?」

三「ん?まあ理由としては・・・一緒に帰りたいってのがあるかな」

安「・・・そうですか」

「・・・まじお前って糞野郎だよな」

三「は?」

「生憎だけど、私は手芸部には入りません。安田さんに変な勘違いされそうだし」

安「!」

「つか一緒に帰りたいって・・・小学生か!」

三「1年前は小学生だったから」

「私なんかより安田さんと帰れ」

三「方面逆なんだわ」

「送ってやれよ、男だろ!?」

三「わかったわかった・・・」

「あい、終わり!帰る!!」

三「あ、おい!」









私はいつでも女の味方。
恋をしてるなら応援してるし、手助けもしてやる。
ただ鈍感な男には八つ当たりはする。

「鈍いよなーあいつも・・・」

走って帰宅をする
ご飯作って男装して・・・あ?メール?

スマイリーからか・・・最悪
何何・・・暇なら遊ぼうぜ・・・だと?

面倒くささの極み。
それプラス苦手意識がやばすぎてどうにもならん。

まあでも・・・遊ぶだけ遊ぶか。

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????(プロフ) - 楽しく読ませて頂いてます!夢主さんの男装時と通常時の容姿が気になります! (2022年2月10日 4時) (レス) @page50 id: 5c7baf0c04 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルンバ故障中 | 作成日時:2021年8月27日 7時

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