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午後の授業だるいなー・・・でもサボる訳にも行かねぇしな。
予鈴が鳴ってから教室に移動する

荷物を置かずに女子の方まで歩く

「よーっす」

『あ、ねぇ聞いてよ!』

「どした?」

『昨日テレビ見た?』

「見てない」

『Aはアイドル興味無いから』

『つかAがアイドルみたいなもんじゃん、イケメン系女子』

「何の話?」

『いやね、テレビにアイドル出てたってだけ』

「そんだけー?」

ふと足元に目をやる
ちょっと嗅ぎなれた血の匂いが鼻につく。
・・・まさかな。

少し女子のスカートを見れば少し赤いシミ。

「ちょっとそのままな」

着ていたカーディガンを脱いで女子の腰にまいて耳打ちをする
ポーチを渡して肩を叩く。

「ちょっとスカートにシミできる」

『!』

「カーディガン1日使ってていいから、トイレにいっといれ!」

『いってくる!』

『イケメンか?』

『よく気づいたね・・・』

「ん?いや・・・まあ少しいつもと違うかなーくらいだから」

女の子はこれがあるからしんどい時はしんどい
その週はオムツ履きたいレベルだ。

チャイムがなり先生が入ってくる。
林田がいなくなった席に座り、教科書を取り出す。

『んじゃ授業始めっぞ』









午後授業を終えて、休み時間は寝てるふりをして話しかけんなオーラを醸し出す。
帰りのホームルームを終えて、走って帰る

三「あ、Aー!」

めっちゃ後ろから大声で声かけられたけど無視!!!
いやもうだってね?無理やろ・・・靴を即座に履き替えて、裏から帰ろうとする

まだセーフまだセーフまだセーフ!!

万「三ツ谷まだかな」

龍「そんなすぐ来ねぇよ」

万「三ツ谷の気になってる女子って誰かなー」

なんで今日に限って裏門にいるんだよ!
いつもいないじゃん!?えっなに?ミラクル!?

あれか・・・もしかして・・・誘った?ってすぐ聞きたいんだろ!?
ついでに言えば女子の顔みたいんだろ?

「(知らん顔して帰ろ)」

万「・・・」

龍「・・・」

「(めっちゃ見るじゃんっ)」

万「・・・でかいな」

龍「何がとは言わねぇけどな」

「(マイキーくん・・・)」

そそくさと帰って、家に着く
今日は多分三ツ谷は部活だ、ならやることはひとつ。

男装して早く家を出よう。

そして嫌だが嫌だが!!
双子の元で暇を潰すか、場地のところに行くか・・・。

ピンポーン

何っこんな時にっ誰だ!?
三ツ谷・・・?いやこんな早いはず・・・。

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????(プロフ) - 楽しく読ませて頂いてます!夢主さんの男装時と通常時の容姿が気になります! (2022年2月10日 4時) (レス) @page50 id: 5c7baf0c04 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルンバ故障中 | 作成日時:2021年8月27日 7時

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