男装癖のある女子がマイキーに憧れて東京卍會に入りました。one【東京リベンジャーズ】

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帰宅して私はまた男装してご飯を使って外に出る
今日は歩いてゆっくり行こうかな･･･神社まで。

ガラケーを開く

唯一連絡先を交換したマイキーくんからだった。

「今日は無し･･･なんだーなしか･･･」

といってもやることもねぇし･･･どうするかな。
まあ行くところもないし公園行くか･･･。

ベンチに座って空を見る
まだ赤いところが見えるがそんなのはどうでもいい。

目を瞑って空気を感じる。

「だーる･･･なんか眠いし」

三「家帰って寝りゃいいだろ」

「うおっ！！？？三ツ谷！？あ、えっ！？いつから居たんだよ！！」

三「目瞑ってたから隣座った」

「暇かよ･･･」

三「暇じゃねぇよ、待ち合わせ中」

「あぁそう･･･」

三「ちょうど来た、八戒！」

八戒？なんか西遊記に居そうな･･･。
前見れば笑顔で駆け寄ってくる男。
近くに来るとわかる、こいつでかっ

八「誰？隣のヤツ」

三「友達だよ、東卍のメンバー」

八「へぇ･･･じゃあ強ぇの？」

三「おう、パーちんノセるくらいにな」

「どーも、背が高いねー」

八「まあ170後半かな･･･」

「はーん、でかいヤツ嫌いだわー」

八「･･･なんだこいつ」

「うっせ」

三「まあお前ちびだもんな」

「喧嘩売ってるよな？」

女子では･･･でかい方だし！？
これから伸びるし！？あーやだやだ･･･。

八戒の後ろから女の子が出てくる。

「？」

？「ちょっと三ツ谷、今日は3人で出かけんじゃないの」

三「おう、そのつもりだけど･･･」

？「そいつ誰」

「自己紹介してなかったね、武蔵A。よろしくー」

？「何このゆるい奴」

「堅苦しいの嫌だからね、サラダバー」

三「おう、また明日なー」

振り返らずに手を振る
やることもなければ遊ぶ友達もいない私は悲しいなー･･･。
心でしくしく泣きながら暇をして歩く

『今の子かっこよくない？』

『でも小さかったよー』

『確かに･･･』

そんな会話が聞こえてきてしくしくと泣く。
違う公園を見つけてまた、ベンチに腰掛ける。

いいしっこれから伸びるし！！！！

伸びなかったら泣くわ
女子の成長期は中学まで･･･って言うしな･･･。

クソォ･･･。

『兄ちゃん何してんだ？』

「え？あー･･･暇してますけど」

『そんな兄ちゃんに朗報なんだけどさ、金稼げる方法があるんだけど』

「遠慮しときまーす」

『んだよ、いい話だろ？』

「金には困ってないんで･･･」

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