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『頼んだよ!!』

「・・・三ツ谷ー・・・くん」

三「なんだそのやるせない感じ」

「いや・・・折り入ってお願いが・・・」

三「珍しいな、なんだ?」

「上裸の写真撮らせて」

三「・・・変態?」

「変な事に使わないからさ」

三「なんで俺なんだよ」

「筋肉がいいんだって・・・みんなが言ってた」

三「無理」

「だよねー」

女子にダメという意思を伝えると残念そうに項垂れる
つか無理に決まってるって言うのはもう100も承知だろ・・・。

席に着いたままふと前を見れば三ツ谷と目が合う

三「写真無しで見せるだけならいいぞ」

「あ、じゃあそれはあちらの方々に見せてあげてください」

三「見たいのお前じゃねぇの?」

「私は別にどうでもいい」

三「フーン・・・」

「女子!見せるだけならいいってよ!!」

『まじですか!?』

『拝んでいいんですか!?』

三「人の腹筋なんて見ても面白いもんないだろ」

ジャージを軽くあげて腹筋を見せる
見てる女子が感動してて面白いなー写真撮ろ。

めっちゃお礼言う女子面白いな

『腹筋の神』

『ありがとう』

『満足です』

三「満足したならいいんだけどさ・・・」

「私も着替えてこよー」

体操服の袋を持ってトイレに行く
個室に入って直ぐに着替えて出ていく。

女子って面白いなー・・・。

トイレを出て教室に舞い戻ると女子は更衣室へ行ったらしく、三ツ谷1人だった

三「女子って筋肉好きなの」

「人によるんじゃね」

三「フーン・・・お前は?好きなの?」

「私は別に・・・どうでもいい」

三「雑いなー」

「・・・」

無言になると三ツ谷は後ろを向いて話しかけてくる
それに反応したり話をしたりして暇を潰す

女子って戻るの遅いなー・・・。
まあそんなもんか。

「腹筋って硬いの?」

三「あ?まあー・・・筋肉だしな」

「触らして」

三「えっ」

「減るもんじゃないじゃん」

三「お前・・・俺の事嫌いじゃあ」

「筋肉に罪はないから」

三「あぁ・・・そう」

「見せるの見せないの?」

三「触られんのはちょっと・・・」

「だよなーじゃあいいや」

男装してる時に見せてもらって流れで触ろ
ため息を深く吐く三ツ谷は考える仕草をする

そんな中、女子が戻ってきて再度挨拶。

みんなが少しづつ登校してきて、いつの間にかホームルームの時間になった。
頬杖を着いて欠伸をする

そっからはつまらない授業を乗り越えて学校を終えた

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????(プロフ) - 楽しく読ませて頂いてます!夢主さんの男装時と通常時の容姿が気になります! (2022年2月10日 4時) (レス) @page50 id: 5c7baf0c04 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルンバ故障中 | 作成日時:2021年8月27日 7時

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