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幸せ 93 ページ45

私たちは特攻服に着替えて渋谷のスクランブル交差点に行く。
もちろんウィッグを被って、分からないように。

信号が変わったところを歩いてる人を捕まえて、ちょっと場地たちがボコって写真を撮ってもらう。

場「よしっいい感じだなー」

万「よし・・・チームが完成した、それに特服も」

林「やることはひとつだな」

万「黒龍とやり合う」

龍「決戦は明日、お前ら腹くくれよ」

羽「なんかごめん」

三「大丈夫、勝ちゃいいんだから」

私は親指を立てて合図する
男装してる時はマイキーに喋るなって言われたから、とりあえず仕草と耳打ちをする。

場「とりあえず今日は帰るか」

万「明日夜だからな」

龍「忘れんなよ」

三「おう!」

場地の後ろに乗って帰宅する
明日が決戦か・・・急すぎるけどまあ大丈夫。

心配なのは私の腕がどこまで通じるかだ。

場「ついたぞ」

「ねぇ場地」

場「ん?」

「ちょっとやり合おうよ」

場「はっ?」

「よっ」

場「ばっちょっと待て!」

何言わないまま場地に殴り掛かるも軽く流されて、蹴られる
受身をとってそのまま足を引っ掛ける

倒れたところを馬乗りになり殴り掛かるが、場地に拳を止められる

場「なんなんだよ急に・・・」

「私の力がどこまで通用するか気になって」

場「それを先に言え!!」

「ごめん」

場「いって・・・まあそこそこだろ、マイキー程じゃねぇけど強ぇよ」

「そっか」

拳を握ったり離したりする
まあまあかー・・・思ってたより過信しすぎたのかな。
場地の上からおりて手を貸す
ぐっと引き寄せる力が強く少し踏ん張る

場「なんで急にそんなことすんだよ」

「足引っ張りたくないから」

場「・・・あっそ」

「自分のわがままで入れてもらったんだから、足引っ張る訳にはいかないでしょ」

場「まあな」

ホコリをはらって私のことを見る場地
ため息をついておでこをつついてくる

場「足引っ張りたくないのは構わねぇけど無理すんなよ」

「!」

場「お前が思ってるよりも、か弱いし貧弱だからな」

「どういう意味それ、馬鹿にしてる!?」

場「女は黙って守られればいいんだよ、そんな強くなる必要も無い」

「・・・でも喧嘩が強くなきゃみんなの近くにいられない」

場「まあな、アイツら喧嘩馬鹿だからな」

「みんなまで居なくなったらきっと私」

場「それ以上言うな」

口を塞がれてそれ以上の言葉を飲み込まれる
それ以上言えばきっと場地に怒られるかな

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ルンバ(プロフ) - 夜月さん» 本当ですか!?あんまり伸びなくてちょっと悲しかったですけどそう言っていただけるだけで100倍元気です!!!更新遅めですがご贔屓にしてください!!! (2021年8月28日 21時) (レス) id: 82b205a2b3 (このIDを非表示/違反報告)
夜月(プロフ) - ルンバ故障中さんの小説私が好きな作品ばっかりで、びっくりしました!これからも応援してます! (2021年8月27日 19時) (レス) id: 935b93b187 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルンバ故障中 | 作成日時:2021年8月12日 17時

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