鬼から呪いを受けてる私は呪術高専に入りました【呪術廻戦】1

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着替えを終え、校庭に行くとパンダが仁王立ちで立っていた。
担がれた時に少し毛並みを確認したが、まあまあもふもふ･･･。

だか少し惜しい。

釘「あれ、伏黒は？」

禪「まだ来てない、お前 遠距離か近距離か？」

釘「うーん、まあ遠距離すかね･･･それが何か？」

禪「じゃあパンダ」

パ「あいよ」

釘「えっちょっ何！？」

パンダが野薔薇ちゃんを追いかけて走り回る
いいな･･･ちょっと楽しそう、私もやりたいな。

ズイッと顔を近づけられる

禪「お前は」

「りょっ両方行けます」

禪「と言うと？」

「まだまだ未熟ですけど･･･槍で近距離、術式で遠距離も可能です」

禪「なるほど、じゃあ狗巻だ」

狗「しゃけ」

「よろしくお願いします･･･」

禪「舐めてると痛い目見るから気をつけろよ」

ポンッと肩に手を置かれ、木陰に座る
舐めてると･･･痛い目･･･？

この人の術式とかってなんなんだろう

とりあえずしごかれるんだよね
何されるのかな。

「えっと、まず何からしたら･･･」

狗「しゃけ」

「･･･おにぎり作るんですか？」

狗「おかか」

「違うんですか･･･」

パチッと目を大きく開ける
キョトンとした顔･･･意外と可愛いな。

禪「狗巻の言うことわかるのか？」

「えっ？いや、分からないですけど･･･なんとなく」

禪「そうか、ちなみにしゃけは肯定、おかかは否定らしいぞ。そうだよな」

狗「しゃけ」

禪「こいつは呪言を使う、まあ簡単に言えば言霊だな。だから単語だけで会話してるらしい、発動することがあるからな」

「･･･大変なんですね」

狗「しゃけ」

「なんか、術式とか使えるだけで楽なのかなって思ってたけど･･･人によって違うんですね」

狗「しゃけ」

少し笑った･･･かな。
いい人そうで良かった、でも具体的に何やるとかは聞いてないんだよな。
この人も下手に術式使えないだろうし･･･。

ガリガリっと地面に絵を描く

「んっ鬼ごっこ」

狗「しゃけ」

「･･･図から見ると、狗巻先輩が逃げて私が術式とかを使って捕まえるってことですか？」

狗「しゃけ、明太子」

「あっ頑張ります！」

グッと親指を立てる
10秒くらい数えたら追いかけようかな

あっという間に遠くに行って、手を振る。

なんか陽気な人だなー･･･。
そろそろ追いかけますか。

雷と挟み撃ちしたら行けるかな。

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