鬼から呪いを受けてる私は呪術高専に入りました【呪術廻戦】1 (ページ4)

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「気にしないでください、その･･･初め言われたもんですから」

虎「初めて？」

「赤い目が気持ち悪いって言われ続けてたから、綺麗って言われたら少し自信つきました」

ニコッと笑う顔から赤い目が覗く
これが気持ち悪いだなんて微塵も思わない
だってキラキラ光ってるように見えてすごく綺麗だったから。

虎「少なくとも俺は気持ち悪いなんて思わねぇよ、宝石みたいで綺麗じゃん」

歩きながら他愛ない話をする、まあ感じたなんて人それぞれだもんな。
他の人から見たら変に見えるかもしれないし。

「虎杖さんは」

虎「悠仁でいいよ」

「あっはい、悠仁さんはどの部活に？」

虎「オカ研！家の都合上、5時までに帰りたいからさ。それがさ、陸上部顧問の高木いるだろ？オカ研入ってるのにすげぇ勧誘してくるんだよね」

「確かに、虎杖さん運動できますもんね。体育とか印象的」

虎「だから悠仁でいいって！」

「すみません、クセで･･･私のことも好きに呼んでください」

虎「おっじゃあAで」

病院の前まで差し掛かると俺こっちだからと、走って病院に向かう。
俺は大きく手を振りながら病院に行く

「虎杖･･･悠仁さんか」

ズキンと頭が痛む。
いつもの頭痛だ･･･不愉快な頭痛。

ｻﾞｯｻﾞｻﾞ──────────

『わ･･･な･･････お･･･とを』

不快なノイズと共に声が頭に響く。
ムカつくな･･･そう思いながらもケロッとした顔で帰路に着く。