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気まずい・・・。
悠仁さん達を待ってかれこれ20分。
来る気配はないし、いつ来るのかも分からないし・・・何より喋らないこの空間が気まずい。

にしても・・・前髪・・・眉上なのはこの際いいとして
後ろの髪伸びてるのなんか不自然だよな。

この時間の間に・・・髪でも切りに行こうかな。

伏「んっどこ行くんだ」

「新しい生活が始まる前に少し変化をつけようと思いまして、直ぐに戻りますから」

ここから1番近いところは確かすぐそこだったな。
OPENの文字が見え、財布を片手に中に入る

朝が早いせいか誰もいない・・・客が。

『いらっしゃいませ、本日は・・・』

「カットでお願いします」

『あら綺麗な髪なのに・・・』

「新しい生活が始まるので、切り替えとして切ろうかと・・・」

『分かりました、あちらの席へどうぞ』

席に座りカタログから髪形を選び
20分くらいかな、髪を切り終えた自分を見る
なんか、新鮮だな・・・髪が短い自分なんて。

支払いを済ましお店を出る
新しい生活・・・確か東京私立って言ってたし、東京に行くのかな。
陽キャたくさん居そう・・・怖いな。

サァァァァァ

優しく風が吹く
もうここには来ないんだろうな・・・。

私の荷物を脇に置き公園の車止めのところで座って待つ伏黒さんが目に入る
わざわざ見える場所で待っててくれたのかな

伏「お前・・・その髪」

「前髪だけ切ったらおかしいかなと思って・・・」

伏「いいんじゃないか、ほら荷物・・・あっちに五条先生がいる。あと虎杖も、行くぞ」

「あ、はい」

荷物を持ち歩く、首がスースーするな・・・。
変な感じだけど、やっぱり新鮮だ

ベンチのところに座る悠仁さんや五条先生。

五条先生は私を見るなり、ニヤリと笑い悠仁さんに話しかけて指を指す

五「カノジョさんの登場だよ」

虎「カノジョじゃないっすよ、でも髪が短いのも似合ってるな!」

五「まあ半分以上は僕のせいだろうけど」

虎「え?」

五「いやなんでもない、そうだ今日中に荷物まとめておいで」

虎「?どっか行くの?」

伏「東京」

五「悠仁の荷物がまとまり次第行く予定だから」

「なんだ、じゃあ家でゆっくりしてても良かったのかな・・・あっ」

虎「どした?」

「スマホ・・・壊れたの忘れてた、新しくしなきゃ」

虎「なんで壊れたんだよ」

「昨日・・・1人で呪霊?ってやつを倒した時にスマホぶん投げたから・・・」

虎「バカじゃん」

「ちょっと黙ってください」

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作者名:ルンバ故障中 | 作成日時:2021年1月23日 9時

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