ヒマ×ナ×ジカン ページ24
飛行船は暇だ。
そう思いながら外を見る、ずっと座ってるのもあれだし・・・。
キ「あっちに着いたらゼロからスタートだからな!」
「そうだね」
キ「というかお前弱いとか言ってたけど、試験の時・・・意外と動けてたけどな」
「うーん、そうかな」
ゴ「俺よりは力は弱いけどその分立ち回りがうまいよね!!」
「自覚ないなぁ・・・」
立ち回り・・・かぁ、自覚ないし・・・要は動けるってことかな?
実際のところ分からない、自分で動けてる自覚はないから。
キ「あと単純に蹴りが強いよな」
「蹴り?あー・・・山育ちだからかな」
ゴ「確かに・・・Aに蹴られると結構痛い」
「蹴った覚えないよ!?」
ゴ「寝相悪いじゃん」
「うっ・・・・・」
キ「おっそろそろ着くみたいだな」
「あれが天空闘技場?」
キ「あぁ、上から見てもわかるだろ?あの人だかり」
ゴ「うわっ本当だ・・・・・」
キ「ハンター試験と違って小難しい条件はないし、階数が上がる事にファイトマネーも増える。強くなれるし一石二鳥だな!」
飛行船が空港につき、私達は降りて天空闘技場を眺める
首が痛くなるほど高く、見すぎて後ろに倒れそうになるほどだ。
「どうやって中はいるの?」
キ「受付があるからそこに並んで書いたら中に入れる、まあこの長い列に並ぶんだけどな」
ゴ「これ全員参加者の人?」
キ「まあな、戦えば金はいるんだからそりゃあ参加するだろうな」
ゴ「確かに」
長いこと並び受付までようやくたどり着く
キルアのアドバイスで格闘経験は10年と記入して中に入る
中にはたくさんのリングがあり、そこで色んな人が戦い倒れたりしている。
「うわぁ・・・」
キ「すげぇ熱気だろ?」
「うん、あと汗臭い」
ゴ「それは言っちゃダメ」
キ「にしても変わらねぇな」
ゴ「キルア来たことあるの?」
キ「あぁ、6歳の時に無一文のまんまさ。200階まで行くまで帰ってくるなって・・・・・その時は2年かかったな」
「2年・・・」
『1937番、2055番の方。Eのリングへどうぞ』
「お兄ちゃん呼ばれたね」
キ「ゴン お前試しの門クリアしたんだろ?」
ゴ「うえ?うん」
キ「なら思いっきり・・・・・」
2人でコソコソ話をする
羨ましい半面、なんの話しをしてるのか気になった。
お兄ちゃんは手を振りながらリングへ歩く
キ「まっごんなら余裕だろうな」
「キルアだって余裕でしょ」
キ「当たり前だろ、こっちはプロだぜ?」
「あっはは確かに」
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雛(プロフ) - 続きをお恵み下さいませ。 (2022年2月13日 3時) (レス) @page30 id: 6c5f13dd95 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきよ - 続き見たい (2021年12月16日 8時) (レス) @page26 id: 0f5c343916 (このIDを非表示/違反報告)
5iP3A2iN3FNYlNc(プロフ) - こういう小説をずっと探していました‥!!読んだ瞬間ハマっちゃって‥一気に読み進めました‥ ありがとうございます! 応援しています。 (2021年7月10日 13時) (レス) id: 7f51b83dcc (このIDを非表示/違反報告)
皐月 歩(プロフ) - すっごく好きです!!心情の些細な変化がわかりやすく、読みやすい、引き込まれるような文で、一気に読み進めちゃいました笑 更新楽しみにしています、体調などにはくれぐれもお気をつけて。無理のなさらないようにしてくださいね。頑張ってください!応援してます! (2021年2月6日 1時) (レス) id: a5856dc1fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルンバ | 作成日時:2021年1月11日 23時