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ココロ×ノ×ウチ ページ15

暫く時間が経った
昼時だろうか・・・イルミさん生きてるのか分からないけど呼吸してるし多分生きてる。

カ『兄さん達、婚姻についての話があるそうです』

イ「わかった」

弟の声がするといつもの顔に戻り体をすぐさま起こす
やっぱりお兄さんなんだな、つくづくそう思う。

イ「・・・さっきのこと」

「?」

イ「絶対に誰にも言わないでよ、言ったら許さないから」

「ヒソカさんにも?」

イ「あいつに一番言わないで欲しいんだけど」

「わかりました」

私も体を起こしベットから下りる
待てよ、さっきの人・・・。

カ『兄さん達、母さんが婚姻についての話があるそうです』

婚姻・・・・・婚姻。

「婚姻についての話!?」

イ「急に大きい声出さないでよ。」

「えっだって・・・え?だって婚姻についての話ですよ?え、しませんよ?絶対」

イ「俺フラれたの」

「いやいやいやいやいや、イルミさんもするつもりないって言ってたじゃないですか」

イ「人は変わるものだからね」

「それはどういった意味でしょうか」

イ「さあね」

出ていくイルミさんについて行く
私は結婚しないぞ、絶対に。
年の差がすごいし何よりこの家で過ごせる自信が無い。

方向音痴だし。

食事をするところとは逆の廊下を行く
少し先が明るくなっているのがイルミさんの体越しに見えた。

そこから出ると庭なのかな・・・広くて素敵な場所だ。
先にはシルバさんとキキョウさんがいた

イ「父さん、母さん」

キョ「あら遅かったわね!」

シ「まあ座ってくれ」

テラスっていうのかな、屋根付きのところにテーブルとイス。
腰をかけて話しする体制になる。
腰掛けた瞬間シーンとした空気になり、イルミさんに助け舟を求める

イ「で、婚姻についての話だって聞いたんだけど」

キョ「そっ!イルミはどういう式にしたい?あ、あとハネムーンも決めなきゃ!Aちゃんはどう?どのドレス着たいかしら!」

「あっいや、あの・・・」

シ「そのことについて少し話がしたいんだが・・・まだ結婚は当分先でいいんじゃないか?」

キョ「あらどうして?」

シ「話を聞くと知り合ってまもないみたいだからな・・・そうなんだろ?」

イ「まあ試験中に会ったからね・・・時間的にはすごい短いね」

シ「何よりイルミが気に入ったから連れてきたらしいからな、お互いに知る時間がいるだろう」

キョ「そうね・・・じゃあドレスだけ決めない?」

シ「それも後にしてくれないか」

トキ×ハ×タチ→←リカイシタ×コノ×キモチ



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(プロフ) - 続きをお恵み下さいませ。 (2022年2月13日 3時) (レス) @page30 id: 6c5f13dd95 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきよ - 続き見たい (2021年12月16日 8時) (レス) @page26 id: 0f5c343916 (このIDを非表示/違反報告)
5iP3A2iN3FNYlNc(プロフ) - こういう小説をずっと探していました‥!!読んだ瞬間ハマっちゃって‥一気に読み進めました‥ ありがとうございます! 応援しています。 (2021年7月10日 13時) (レス) id: 7f51b83dcc (このIDを非表示/違反報告)
皐月 歩(プロフ) - すっごく好きです!!心情の些細な変化がわかりやすく、読みやすい、引き込まれるような文で、一気に読み進めちゃいました笑 更新楽しみにしています、体調などにはくれぐれもお気をつけて。無理のなさらないようにしてくださいね。頑張ってください!応援してます! (2021年2月6日 1時) (レス) id: a5856dc1fc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルンバ | 作成日時:2021年1月11日 23時

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