検索窓
今日:15 hit、昨日:23 hit、合計:45,611 hit

ジカン×ハ×ユウゲン ページ13

朝になるとまた毒入りの朝食を食べる
昨日より少し強いのか、舌の感覚が無くなりかけている気がする

イ「・・・母さん、あんまり強いものは入れないでよ。慣れてないんだから」

キョ「あらっごめんなさい、私ったらいつもの癖で」

「(癖で毒強くするって・・・ある意味すごいな)」

関心しつつスープに手をつけようとするとイルミさんに止められる
さすがに毒をこれ以上取ったら普通の人ならやばいということなのだろうか。

残すことを少し申し訳なく思いながら食事を済ませる。

「残しちゃってすみません・・・」

キョ「気にしないで、これくらいの量ならイルミが食べてくれるわ」

イ「ご馳走様、早く部屋に行こう」

ミ「(逃げた)」

「えっあっちょっと」

バタンっと扉を閉めてそそくさと部屋に連れていかれる
いやまあ気持ちはわかりますけど・・・そんな逃げるほどかな。

イ「ふう・・・」

「あの・・・なんで逃げたんですか?」

イ「少食なんだよね、あんなに食べれないし」

「あぁ・・・」

イ「というか口の中平気なの」

部屋について2人でベットに腰をかける
確かに・・・さっきは痺れてたけど、今は感覚がない感じだ
口に指を入れて少し舌に触れる

触られている感覚はない

「舌・・・感覚ないです」

イ「結構強い毒使ってたんだな・・・見せて」

舌を出してイルミさんに見せる
じーっと見られるのが少し気まずい。
ため息を一つ吐き、閉じていいよと一言。

イ「全く少し舌荒れてるくらい強いじゃん」

「・・・なんか意外ですね」

イ「何が」

「いや、ちょっと優しいような感じがして」

イ「それはただの勘違いだと思うよ」

「勘違い?」

イ「俺は何も思ってないし結婚もしない女なんてどうでもいいから」

「へぇー」

イ「ちょっと真面目に聞いてるの」

グッと鼻をつままれる
なんだろ、暗殺者って言われてるけど仕事以外は殺しはしない主義なんだろうな

話をしてるけどちゃんと人だ。

イ「・・・なんでそんな目で見るのさ」

「目?」

イ「普通、俺が暗殺者なんて言ったら真っ直ぐ見れないし・・・ましてやそんな目で」

「暗殺者・・・まあ家業ではそうなんでしょうね」

鼻をつまむ手を握り見る
私にはただ大きい手にしか見えない
実際殺してるところや血塗れたところを見てないからきっと今は何も思わない。

でもキルアが血まみれでも私は暗殺者だからなんて思わなかった

「私は個人的には悪い人じゃないと思う」

リカイシタ×コノ×キモチ→←ジブン×ガ×ワカラナイ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (83 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
314人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 続きをお恵み下さいませ。 (2022年2月13日 3時) (レス) @page30 id: 6c5f13dd95 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきよ - 続き見たい (2021年12月16日 8時) (レス) @page26 id: 0f5c343916 (このIDを非表示/違反報告)
5iP3A2iN3FNYlNc(プロフ) - こういう小説をずっと探していました‥!!読んだ瞬間ハマっちゃって‥一気に読み進めました‥ ありがとうございます! 応援しています。 (2021年7月10日 13時) (レス) id: 7f51b83dcc (このIDを非表示/違反報告)
皐月 歩(プロフ) - すっごく好きです!!心情の些細な変化がわかりやすく、読みやすい、引き込まれるような文で、一気に読み進めちゃいました笑 更新楽しみにしています、体調などにはくれぐれもお気をつけて。無理のなさらないようにしてくださいね。頑張ってください!応援してます! (2021年2月6日 1時) (レス) id: a5856dc1fc (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ルンバ | 作成日時:2021年1月11日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。