光になんてなれないけれど ページ23
「菅原先輩!」
扉を勢いよく開ける、階段をゆっくり降りていた足を止めてこちらを向く。
今にも泣きそうで悲しそうで・・・っ怖いでも、相手の気持ちを理解するには
「自分はっ・・・菅原先輩が弱い人間だとか、バレーボールが嫌いな人なんて思いません!
東峰先輩がいなくなった時とか西谷先輩がいなくなった時とか・・・部を支えていたのは大地さんと一緒・・・菅原先輩だと思うんです!だから・・・えっと抱え込まないでいいと思います!東峰先輩に、もう一度トスを上げてください!」
菅「・・・・・・Aは」
「はい!?」
菅「俺の欲しい言葉がなんで分かるの?確かに俺も責任感じてバレーを嫌いになりかけてた。でも・・・抱え込むな、なんて言われたら・・・調子に乗るし」
「それでいいんです!先輩は先輩らしく後輩をいびったりすればいいんです!」
菅「・・・・・・よく分からないや、言葉が雑だし」
「あ、すみませんっ」
菅「でも・・・ありがとう」
「えっ」
菅「そうやって言ってくれて・・・心が軽くなった」
綺麗な笑みを浮かべて高い段から一番下の段まで高かく飛ぶ、自由を手に入れた鳥のようで親離れをして一歩踏み出すみたいで止められなかった
今日も部活頑張るぞ!と階段を勢いよく降りていく・・・取り残された私は屋上へ戻ってまた校門を眺める
「・・・はぁ」
ピルルルル
スマホの音が鳴り響く、画面にはよくみる名前が書かれている
震えながら通話ボタンを押してもしもしとひと言。
『あれ、なんか泣いてるか?』
「泣いてないです」
『でも声震えてるし・・・なんかあったか』
「・・・深入りしすぎたかなって」
『・・・たとえ思っても今後悔してたって遅いだろ、俺はお前のそういう他人に対して直球でいたりする所はいいところだと思うぞ』
「それは貴方だけじゃないですか?」
『いや、案外言ってもらわないと気づかないところたかあるからな』
「・・・で何か用ですか?」
『切り替えが早いな・・・今度そっち行くから』
「話は聞いてますよ」
『そか、じゃあ楽しみで待っとけよー成長具合見てやる』
ブツっと切られると無機質な音が耳に届く
バレーボールを初めてから変わっただろうか・・・
手を伸ばせば届くのかなって思ったり、無限大の可能性に気づいてしまった所とか。
翔陽を見てると自分にもできるんじゃないかと思ってしまう節がある・・・それが私の悪いところ
289人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ルンバ(プロフ) - いつきさん» うわわっ!すみませんでしたァ!!汗 サッカーの方とルール混じってしまって・・・ご指摘ありがとうございます! (2019年8月19日 22時) (レス) id: eb114911f0 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - すみません気になるところがあったので少し指摘させていただきますね。オーバーを深くやった時に取られるのはダブルタッチではなくフォールディングです。あと、ダブルタッチじゃなくてダブルコンタクト、またはドリブルです。長々と申し訳ありません┏○┓ (2019年8月17日 15時) (レス) id: 829c2ff214 (このIDを非表示/違反報告)
ルンバ(プロフ) - 咲夜さん» いえいえ!コメントありがとうございました!答えられる範囲でお答えします!! (2018年10月16日 22時) (レス) id: eb114911f0 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜(プロフ) - すみません、わざわざ返信ありがとうございます!! (2018年10月16日 21時) (レス) id: bdb01ef65b (このIDを非表示/違反報告)
ルンバ(プロフ) - 咲夜さん» 返信遅くなりました!そうですね・・・結果ネタバレになってしまいますが夢主は今は選手としてですが公式戦などは原作通りにしていきますので、質問に答えられていませんが後々と言うたことで(深く考えずに作ってました申し訳ないです) (2018年10月10日 23時) (レス) id: eb114911f0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ルンバ故障中 | 作成日時:2018年9月30日 23時