壁ドン ページ50
試合も終盤になり、次で点数が決まれば梟谷の勝ちというところまで来た
隣の森然と生川は終わってるな･･･これが終わったら私も試合だ
ｶﾞｶﾞﾝｯ
ボールがどこに飛ぶかを見届けようもする
その先には生川高校のマネージャーがドリンクを運んでいる最中。
「やばっ」
旗を投げ捨てて走って防ぎに行く。
ﾀﾞｧﾝ
庇うようにして間に入ると案の定頭にボールが直撃し、その反動で壁にもおでこをぶつける。
マネージャーさんは驚いてドリンクを床に落とす。
よかった、こぼれてないしセーフだな。
？「だ、大丈夫！？」
「いてて･･･はい、逆に大丈夫ですか？」
？「わ、私はなんとも･･･」
木「うぉ！？大丈夫か、お前ら！！」
黒「男前なことするのもいいけど、ちゃんと自分の身くらい守れるようにしろよな〜」
「いでっ･･･何も叩かなくてもいいじゃないですか」
黒「アホ」
？「まずその壁ドンを何とかしたらどうですか」
「壁･･･？なんですそれ」
黒「これだから田舎モンは！！」
？「おでこ赤くなってるよ！？」
「え？あ、これくらいなんとも･･･それより、ドリンクどうぞ。こぼれなくて良かったですね」
？「か、烏野の人･･･かっこいい」
「は？」
黒「無自覚イケメン発揮してんだ、ばーか」
「さっきからアホだの馬鹿だのって･･･なんなんですか、嫉妬ですか？」
黒「嫉妬なんかしませんよ？黒尾くんはモテるので」
木「主に男に」
黒「黙れ木兎ォ！！」
「って言うかそっちの試合終わったんですか？」
木「おう、俺の勝ち！いや、俺らかな？」
じゃあ次の試合の準備しなきゃな･･･。
先輩たちどこいったんだろ･･･あ、あっちか。
おでこに手を当てながら次の試合の準備に取り掛かる。
まああの人に怪我がなくてよかったな。
谷「見てたけど頭痛くない！？冷やす！？」
「え？あー大丈夫、大丈夫･･･って言うかそんなにおでこ赤くなってる？」
谷「･･･若干紫色っぽくなってる」
「道理で･･･なんか腫れてると思ったんだよなー･･･」
山「湿布あるよ、使う？」
「あ、ありがとうございます」
月「無鉄砲すぎ、頭ぶつけすぎでしょ、脳細胞殺しすぎ」
「す、すみません」
菅「ほら次の試合始まるぞ！」
「あ、直ぐに行きます！」
月「あんまり無理はしないでよ、倒れられても困るし」
「え？あ、はい･･･気をつけます」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 516人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
( ･´ｰ･｀)どやｗ - ちょっともう、Firstから一気読みしてきました！めっちゃ面白いので頑張って下さい。私も小説書いてて、大変な気持ちは痛いほど分かります。でも、このお話ほんとうに面白いので更新待ってます！！いやもう、神ですね作者様。あともう夢主ちゃんのグッズがほしい‥！ (2022年10月18日 21時) (
レス) id: 4e2cb1d965 (このIDを非表示/違反報告)
さと(プロフ) - 更新待ってます！ (2022年10月12日 18時) (レス) @page43 id: c00416f871 (このIDを非表示/違反報告)
美郁(プロフ) - 凄く面白いです。特に好きなのが、及川さんとの絡みや黒尾さんとの絡みが凄く好きです！！！続きが気になります😭更新楽しみに待ってます😊 (2022年9月19日 15時) (レス) id: f0d1cce09e (このIDを非表示/違反報告)
ルンバ(プロフ) - Sun._raiseさん» 頑張って更新させていただきます！！頑張ります･････🥹 (2022年5月20日 22時) (レス) id: 82b205a2b3 (このIDを非表示/違反報告)
Sun._raise(プロフ) - 終わってしまったぁぁ！？続きが気になりすぎる😭再開とかは無いのでしょうか⋯！？ものすごく面白くてワクワクさせてもらいました！！ (2022年5月20日 20時) (レス) @page37 id: 276bbde748 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ルンバ故障中 | 作成日時：2020年1月28日 21時
