神業 ページ45
「よしっ」
金「一本！」
松「ナイッサァー！」
花巻？さんがサーブを打つ
正面･･･これならセッターに返せるはず
田「A！頼む！」
「了解･･･です！」
ボッとボールをセッターの真上に渡すようにする
流れるようにアタッカーの後ろにつきブロックフォローに入る、高さもあるしどの辺に飛んでくるかなんてわからないからできるだけ上げられるようにする
影「(――――――――今っ！ココだろ！)」
腕を振る瞬間と影山さんがボールを運ぶ瞬間が重なる
振り切る時にはもうボールは目の前、まさに神業と言っていいほどのタイミングの良さである
得点が決まる
ブロックは得点が決まったことに気付かずにキョトンとした顔でボールを見る
笛も少し遅れてからピーッとコート上に鳴り響く
「「っしゃ！」」
田「ア゛ッシ！！」
澤「おーしっ！」
コートの中のみんなが喜ぶ
月島さんは少し冷たい視線を送る、冷や汗が垂れてるのかプレーで疲れて汗をかいてるのかはわからないが少し引き気味
月「出たよ･･･変人トス＆スパイク」
「やっと決まった･･･よかった」
月「安心しないでよ、まだ勝ったとは決まってないんだから」
「あ、はい！」
意外と真剣にプレーしてるんだな･･･勝ち負けが決まってない、それは本当のことだから
試合ではいつ何が起こるかわからない･･･そう、もしかしたらココに急に猫が乱入してくるかもしれない･･･はたまたイノシシかも
体育館が驚きの声で包まれる
速すぎて見えなかった、なんだあの速攻は！？などと口々に言い出す
澤「3人とも」
「「「？？」」」
澤村先輩に呼ばれてみんなで円になる
なにがなんだかわからないが、周りの身長に合わせるのに少し猫背になる
前の月島さんと頭をぶつけるがサイド2人の翔陽と田中先輩が頭突きをするようにぶつかってくる
「「「「オォ――――――ッシ！！」」」」
拳を中心に合わせて掛け声をする
まさにチームなんだなぁと思う･･･翔陽は感動して拳を見つめる
「そっか」
翔陽は中学では私と2人･･･いいやずっと1人だったから
チームっていう存在を初めて確認する、烏野というチームが翔陽をどんなふうに変えてくれるのかすごく興味がある！
田「何ぼーっとしてるんだよ！次だつぎ！」
「オス！」
チームメイトと協力してする競技･･･それがバレーボール
一人では繋げられない、二人ではギリギリでしか戦えない･･･
多ければ多いほど仲間のいいところを活かして戦える
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 645人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ルンバ(プロフ) - ライさん» コメントありがとうございます！展開はまた後ほど･･･更新遅いですがよろしくお願いします！！ (2018年9月14日 22時) (
レス) id: eb114911f0 (このIDを非表示/違反報告)
ライ - この主人公黒尾達にいじられそうですね 更新頑張ってください！ (2018年9月14日 22時) (レス) id: a122b4a5b8 (このIDを非表示/違反報告)
ルンバ(プロフ) - 闇音 艦那さん» 本当ですか、私は背が大きい方なので･･･主人公よりは小さいですがも少しで180いきそうで怖いです(( (2018年8月2日 1時) (レス) id: eb114911f0 (このIDを非表示/違反報告)
ルンバ(プロフ) - 桜花さん» ありがとうございます！頑張って更新していきますのでよろしくお願いします！ (2018年8月2日 1時) (レス) id: eb114911f0 (このIDを非表示/違反報告)
闇音 艦那 - 190センチ代…だと？うちは高二で150センチ代なのに！！ (2018年7月31日 0時) (レス) id: d662433f8c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ルンバ故障中 | 作成日時：2017年10月4日 23時
