拘束 ページ4
「･･････冨岡さん手を退けて貰えますか」
冨「･･･」
無言で手をどかされる
鼻を抑えながら先程の女性の目を見る
目が合えばニコリと笑う
けど心の底から笑っていたとは思わなかった
？「さぁ冨岡さん、どいてくださいね」
冨岡さんは少し間をあける
炭治郎と私が顔を見合わせているとぼそっと言葉を発する
冨「俺は嫌われてない」
？「･･･あぁ、それ。すみません、嫌われている自覚がなかったんですね。
余計なことを言ってしまって申し訳ないです」
「炭治郎･･･禰豆子を連れて逃げた方がいい」
行動からすると狙ったのは炭治郎･･･。
だが隊員を攻撃するのは違反のはず･･･可能性としては
狙っているのは禰豆子。
この人達からすれば禰豆子は鬼で殺さなきゃいけない存在
炭「なんで･･･」
「鬼だからだ、妹であれなんであれ･･･鬼には変わりないからだ、走れ･･･じゃなきゃ殺されるぞ」
？「あらあら、貴方まで鬼の味方をするんですか？」
ゾワッと･･･寒気がした
何だこの悪寒は･･･にっこりと笑った顔は心の底から笑ってないとさっきも思ったが
いや･･･これは怒ってる
鬼を逃がしたから？
理由はなんであれ･･･私も攻撃されそうだ
冨「お前もいけ、炭治郎だけじゃ不安だ」
「でもっ」
冨「2人を頼んだぞ」
「っはい」
私はさほど怪我をしてない
鬼になんて殆ど攻撃されてないから
ならやることはひとつ
死ぬ気で守るのみ
炭「禰豆子逃げろっ！！逃げっ」
視野に入ったのは追いかけられている禰豆子
あれは･･･最終選別の人かっ
炭治郎を気絶させ、禰豆子に飛びかかる
切りかかろうとする刀を受け、私は禰豆子を抱き上げる
「逃げるぞ！」
野生児舐めんなっ
木の枝をつかみつかみ、移動していく
しかし背中を蹴り飛ばされ木に叩きつけられる
「グッ」
薄目を開けると抱えていた禰豆子が隊員に刀を向けられていた
目の前で人が死ぬなんて･･･っ嫌だ！
私は禰豆子を抱き抱える
死んでも守るさ、炭治郎の大切な妹だからっ
鴉「伝令！伝令！炭治郎･禰豆子両名ヲ拘束！本部へ連レ帰ルベシ！炭治郎ハ額ニ傷アリ！竹ヲ噛ンダ鬼禰豆子！！」
？「あなた禰豆子？」
助かったのか？
良かった･･･何とか･･･なった
「良かった」
鴉「続ケテA！拘束シテ連レテ帰ルベシ！重要ナ証人デアル！！」
鴉の言葉を聞きながら･･･私は疲れで倒れ込む
何か聞こえた気がしたけど聞き入れる余裕はなかった
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猫田尋 - しのぶちゃんより小さいのに健気に頑張る夢主ちゃんに感情移入しちゃいます、頑張って更新してください！ (2020年2月19日 16時) (
レス) id: 0dcbb5e6a0 (このIDを非表示/違反報告)
* - スッゴク面白かったです!世界観とか夢主の性格とかもう何か全部好きです!更新無理せず頑張ってください! (2019年11月21日 0時) (レス) id: 214b799aaf (このIDを非表示/違反報告)
九狐 - あ、応援してます！！ (2019年11月20日 15時) (レス) id: 5c71f16ab8 (このIDを非表示/違反報告)
九狐 - 無惨さん、かっこいい…てか、好きなのか？好きなのか？？恋愛要素あるよね？あるよね？ (2019年11月20日 15時) (レス) id: 5c71f16ab8 (このIDを非表示/違反報告)
ルンバ(プロフ) - 黒豆粉さん» ありがとうございます！これからも頑張らせて頂きます！ (2019年11月18日 14時) (レス) id: eb114911f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルンバ故障中 | 作成日時：2019年10月4日 22時
