不死川実弥 ページ34
「ちょっと･･･待ってくださいっ！」
実「問答無用っ！！」
今度は刀で斬りかかってくる
話を聞かない人だな･･･やむを得ない、こうなったら
「待てと･･･」
私は深くしゃがみ、頭の先には不死川さんの腹があった
間合いを取ろうとしていたが無駄だ、そうこれはただの頭突きである
「言ってるでしょうがァ！！」
ガツンと音がなり腹を抱えて距離を置く不死川さん
私は苛立つのを抑えながら、呼吸を整える
すこしは･･･落ち着いたか？
そう思いながら深く息を吸った
実「ッテェ！何しやがる熊女ァ！！」
「話聞かないからでしょうが！いい加減にしてください、こっちは手土産まで持ってきてきてるのになんですか！？鬼でも無い私斬っても楽しくないでしょう！？」
実「･･････」
「なんで黙るんですか･･･」
唐突の沈黙に焦る
不死川さんは刀を鞘に納め、こっちに来いと言わんばかりに首を動かし中へ入っていく
なんなんだこの人･･･
私は手土産を拾い上げて急ぎ足で中へ入る
「広っ」
実「つかなんで俺なんだよ･･･ったくよォ」
頭をわしゃわしゃとかき上げていた
そういえば杏寿郎さんの話じゃ先代は不死川さんと･･･付き合ってたとか
だから嫌がってるのか
実「ボーッとすんなァ！」
「うっ」
刀の柄で思い切りど突かれる
暴力的な人だな･･･というか鬼畜、なんで杏寿郎さんこんなに声掛けたんだよ
実「というかなんだその格好はァ！！足も胸も出しやがってェ！！」
「文句言うなら製作者に言ってください、というか不死川さんも胸元空いてるじゃないですか
お互い様ですよね、文句言わないでください」
実「あぁ？」
「睨み効かせたら怖がるって思ってるんですか、やめて下さい。本音言えば怖いです」
この人には何となく･･･嘘が通じないと思った
もう馬鹿正直に会話していくしかない、警戒心を無くし敵意が無いことを示す
まるで野犬みたいな睨み方
実「馬鹿正直に言ってんじゃねぇよ」
「･･･早く鍛錬しましょう」
実「そんな急ぐなよ、まずは聞かれたことに答えろ」
中庭の方まで歩かされ、縁側に座らせられる
気を利かせた使用人か何かがお茶を入れて持ってくる
あ、お茶あるならちょうどいいや
「あの･･･お話する前にこれどうぞ」
実「あ？なんだそれェ」
「おはぎです」
杏寿郎さんから借りた綺麗な漆器の箱に三列三個ずつに並んだおはぎ
それを真ん中に置き、私はお茶に手をつける
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猫田尋 - しのぶちゃんより小さいのに健気に頑張る夢主ちゃんに感情移入しちゃいます、頑張って更新してください！ (2020年2月19日 16時) (
レス) id: 0dcbb5e6a0 (このIDを非表示/違反報告)
* - スッゴク面白かったです!世界観とか夢主の性格とかもう何か全部好きです!更新無理せず頑張ってください! (2019年11月21日 0時) (レス) id: 214b799aaf (このIDを非表示/違反報告)
九狐 - あ、応援してます！！ (2019年11月20日 15時) (レス) id: 5c71f16ab8 (このIDを非表示/違反報告)
九狐 - 無惨さん、かっこいい…てか、好きなのか？好きなのか？？恋愛要素あるよね？あるよね？ (2019年11月20日 15時) (レス) id: 5c71f16ab8 (このIDを非表示/違反報告)
ルンバ(プロフ) - 黒豆粉さん» ありがとうございます！これからも頑張らせて頂きます！ (2019年11月18日 14時) (レス) id: eb114911f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルンバ故障中 | 作成日時：2019年10月4日 22時
