【忍たま】アイドル学年のファンくノ一は物理的に壁になる

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七「ん？あそこに誰かいるな･･･」

「(やばっ･･･)」

き「え？」

七「曲者か！？」

竹「あっちょっ」

「(ここから離れて医務室に逃げよっ)」

七「あっ逃げた！待てェェェェェ！！」

滝「あっちょっ七松先輩！？」

皆「･･･行ってしまった」

次「でもこれでしばらく休憩できる･･･良かったぁ･･･」

時「誰を追いかけて行ったんでしょうか･･･」

皆「さあ？でも一瞬だけ見えたけど、ピンクの服でしたね」

滝「そうか？じゃあくノ一か何かか･･･？」

竹「(本当に知らないだな･･･)」















「はぁっ･･･はぁっ･･･乱太郎！！」

乱「あれ？Aさんっどうしたんですか！？」

「か、匿って･･･」

乱「えっ！？あ、じゃあそっちの仕切りの裏に！」

「ブェッ」

七「ここかァ！！あれ？乱太郎しかいない･･･ここに誰か来なかったか？」

乱「いいえ？誰も」

七「ジーッ」

乱「ど、どうしました？」

七「！ここの裏かァ！」

「ギェッバレたァ！」

七「なんだ、Aかぁーまた滝夜叉丸見てたのか？」

「ぐっ･･･バレたくなかった！！」

七「なんだそれ、声くらいかければあいつ喜ぶのに」

「認知されたくないんです！お願いします！滝夜叉丸くんには言わないでください！！どうか！！！」

床に穴が空くんじゃないかという勢いで頭を下げる
えー･･･そ、そんなにバレたくないの？

なら見なきゃいいのに･･･。

七「お前っておかしいなー」

「おかしくていいです！！」

乱「まあこう言ってますし･･･」

七「そうだな、秘密にしといてやる」

「よしっ！！」

七「じゃあなー！体育委員会に戻る！！」

乱「･･････なんでそんなにばれるの嫌なんですか？ 」

「さっきも言った、見守るだけでいいんだって」

乱「うーん･･･分からないなぁ」

「分からなくていいよ･･･これを理解してくれる人は少ないから･･･」

乱「ですよね」

「しばらくここで休憩してるよ･･･なんだが、今戻ったらまた面倒なことになりそう･･･」

乱「そうですね･･･そうだ、先輩って孤児って言ってましたけど･･･誰の家に帰るんですか？きり丸みたいに土井先生の家とか？」

「私は大木先生」

乱「大木先生･･･あのど根性の！？」

「うん、話すと長くなるけどね」

乱「そうですか･･･でもなんでくノ一に？」

「まあ生きるためかな？」

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