【忍たま】アイドル学年のファンくノ一は物理的に壁になる

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浜「これどこに置けばいいですか？」

留「それはあっち置いてくれ、しんベヱ！これが終わったら少し休憩だから頑張れ！！」

し「が、頑張れません･･･」

喜「頑張れぇ！あともうちょっとだから！」

富「終わったら饅頭あるぞ」

し「おまんじゅう！！！」

下「すごい元気になってる･･･」

浜「よしっ･･･」

留「んじゃあ、少し休むか･･･ほらしんベヱ これ饅頭だ、みんなも食べてくれ」

浜「ありがとうございます！･･･あのー」

留「ん？どうした」

浜「この学園に入ってから･･･なんだかすごい熱い視線を感じるんですけど･･･」

富「･･････あぁ」

下「･･･」

喜「･･･僕知らない」

し「お饅頭美味しい！！」

留「あー･･･」

みんなが顔を合わせる中。
浜先輩の後ろから団扇が揺れるのが見える

布団が吹っ飛んだ
今日一の笑顔見せて

富「(見てはいけないものにしか見えない)」

留「･･･気にしなくていいと思うぞ」

し「浜先輩は四年生で誰が一番かっこいいと思いますか？」

喜「自分含めてなの、それ？」

し「うん」

浜「かっこいい･･･？」

くるっと団扇が周り、違う文字が顕にでる

私にはみんな一番
みんな世界一！

準備が良すぎてさすがに怖くなってきた･･･。
見えてる人達はみんな苦笑いで誤魔化す。

浜「うーん、タカ丸さんじゃないのか？年上だし」

し「あは･･･あはははは」

下「アイドル学年って言うのはご存知ですか？」

浜「え？あぁ･･･少し聞いたことあるかな、でも自称って聞いたけど？」

下「それでも熱烈なファンは少なくとも一人くらいはいるみたいですよ」

浜「へぇ、そうなの？会ってみたいなぁ･･･」

留「やめとけ、死ぬから」

富「主に会った人が」

留「あぁ･･･」

浜「え？どういうこと？」

喜「気にしない気にしない！」

浜「え？あ･･･うん･･･」

ｼｭｯ

団扇が引っ込むと同時に浜先輩は後ろを振り向く
勘が鋭いというか･･･くノ一の技術なのかなんなのか･･･。

謎の反射神経だな。

し「なんで振り返ったんですか？」

浜「みんな俺の後ろを見てる気がして･･･」

「「見てない見てない」」

喜「そうそう！団扇なんて見てなっ」

「「喜三太！！」」

浜「団扇･･･？俺の後ろにやっぱり誰かいるのか！？」

富「(まずいバレたらやばいぞ！！)」

「「(主に俺たちの命が！！)」」

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