【名探偵コナン】こんにちは降谷零(雌)です！【降谷零/安室透】

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安室side







ポアロの買い出しにとスーパーに来ると何やらコソコソと話されていた。

俺自身よくこの容姿で騒がれることはよくある。しかし今日のはソレではなく少し恐怖を帯びたものだった。

安「どうしたんですか？」

客「えっ…あぁ。先程少し怪しい人を見まして。帽子、マスク、眼鏡の男性なんですけど…」

確かにそれは怪しい。お礼を言いその彼を探す。
すると案外簡単に見つかった。成る程。あれは怪しいな。

カゴの中にはカレーだろう野菜達が入っている。現に彼はカレールーの前で考え込んでいる。

貴『なるべく甘いの…』

甘いの！？それもうカレーやめれば？と思ったが彼と接触する為甘めのカレールーを適当に取る←

安「これなんてどうですか？」

すると彼は一瞬固まったがまたすぐに笑顔を返して来た。といっても顔はマスクと眼鏡で隠されているのだが。

貴『ありがとうございます！…では』

少し気になる。そう思って彼を呼び止める。

安「あ、待って下さい！僕は安室透と言います。貴方は？」

貴『安室…さんですか？ごめんなさい。名前はちょっと…』

教えれない？ますます怪しい。

安「何でですか？失礼ですがかなり怪しい格好をされてますので…。僕私立探偵してるんですよ。だから気になりまして」

貴『…はぁ。秘密ですよ？安室さんは知らないかもしれないんですが僕中高生に人気の正体不明の踊り手でして。今度デビューするんです。あ、アヤトって言います。この辺に住んでるってバレたくないので怪しいのは承知で…ちょっと…。次から気をつけますね！カレー、ありがとうございました！』

成る程。しかし本名は上手くかわされた感が否めない。それにあの声どこかで聞いたことがあるような…

取り敢えずアヤトについて調べてみようとするか。

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