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降谷side









降「やっぱりお前は…っ‼?」

突然現れた剣と獣に襲われる。
それを間一髪のところで避け彼女を見据える。

降「なんだそれ…お前は一体…Aだろ?」

貴『A…そう。この体はそう呼ばれていますね』

降「は…?体?」

貴『私の名はアンドラス。デーモン、悪魔なんとでも呼んで結構。Aでもいい。私は拘らない。

_______四宮でも。降谷でも』

降「悪魔…まさか!一連の政治家の事件…!そして今回の儀式殺人はAが裏で…!?」

貴『ふふ…まあきっかけを与えたのは私ですけど儀式殺人については彼らの意思だ。彼らの抑圧された怒りがそうさせたんですよ。政治家の件は知らないなぁ…』

降「…A。本当にあのAなのか?」

貴『…。こうしてようやく2人きりになれました。何年振りでしょうね…兄妹揃うのは…。誰も見ていないことですし、

全力で殺し合えますね』

またあの剣と獣!!

貴『へえ…驚いた。避けるんですね。流石公安。殺す気でやったのに』

降「なぜこんな力を持っている?なぜお前はこうなった?なぜ俺のことを知っている?」

貴『お喋りしたいんじゃないんですよ。なぜって?それは貴方もよく分かっているでしょう?

なぜ知っているか。そうですね…。お兄ちゃんのことを知りたくて』

降「それについては…俺が悪かった……だから…」

貴『遅いんだよ…もう!』

剣と獣が引っ込み代わりにAが身一つで突進してくる。

それを軽くのしながらパンチを受け止める。

鳩尾を狙う脚をはたきつつ反対に手刀をかけようと手を首回りに伸ばすとAは飛び上がって俺の背後へ回った。

振り向いたタイミングで予想だにしない脚が脚に絡みつき俺はバランスを崩してしまった。

体勢を立て直す間も無く再び現れた獣に押し倒され気付いたらAが俺の上に馬乗りになっていた。

貴『これが悪魔アンドラスの力…。今からこの剣で貴方の心臓を刺します』

降「……」

貴『…つまらない。今からお兄ちゃん殺されるんですよ?秦はもっと泣き叫んで命乞いしたのに。

傑作ですよね。虐げていた者が虐げられる側に回ったときの表情って…。

そう思うのは私が悪魔と契約したからだって思ってましたが違いました。

彼らは泣き叫ぶ彼女を見て笑っていましたよ…そう…悪魔である私以上に嬉々としてね』

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明里香(プロフ) - 21話にも誤字がありました。「潰せまでは」ではなく、「潰すまでは」です。 (2018年11月3日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 14.5話にも誤字がありました。「良い国に帰る」ではなく、「良い国に変える」です。 (2018年11月3日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 11話に誤字がありました。「嗅がれた男」ではなく、「嗅がせた男」です。 (2018年11月3日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 5話にも同じ誤字がありました。 (2018年11月3日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 1話に誤字がありました。「皆んな」ではなく、「皆」です。 (2018年11月3日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アノー | 作成日時:2018年6月21日 23時

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