【名探偵コナン】私食べられないんです【降谷零/安室透】

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コナンside




その日はいつも使う公園が上級生に支配されていたため初めての公園に来ていた。

元「今日はここで遊ぼうぜー！」

歩「うん！…でもここ、女の人のお化けが出るっていってたよ？」

光「それ僕も聞きました」

コ「バーロー。お化けなんてそんな非科学的な存在いるわけねーだろ」

確かに鬱蒼とした公園だ。
そういう噂が立つのも分かるが…

歩「あ！お化けだ！」

元「本当だ！お化けさんよ、何してんだ？」

光「ていうかこの人、お化けじゃなくて…」

コ「ああ。人間みたいだな」

貴『ひっ…』

女性と目が合う。
何やら怯えているようだ。

ゾンビのような体つきと顔色。
手入れされていない髪の毛。
足下のダンボール。

貴『 …あぁ。あっ！う…ぐぅ…』

コ「お姉さん！？どうしたの！？」

貴『あぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁあ！！』

突然苦しみ出した女性。

コ「早く救急車呼んで！！」

光「はい！」

女性の周りを探るもめぼしいものは出てこない。
スマホでもあったら…と思うが恐らく公園住まいの女性が持っているはずもないか。
誰か大人と連絡をつけときたいんだけど…。

そうだね、困った時にはあの人だよね。

コ「もしもし？昴さん？」

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