【名探偵コナン】私食べられないんです【降谷零/安室透】

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貴方side









頑張って歩きに歩いて毛利探偵事務所の前まで来た。階段を上がりガチャリとドアを開ける。

？「はーい。あら、依頼人の方ですか？」

女子高生くらいだろうか。可愛らしい。コナン君のお姉ちゃんかな？

貴『あの、えっと、コナン君に用事がありまして。あ、私はAと言います』

？「私は蘭です。毛利小五郎の娘なんです。コナン君ですねれコナン君！Aさんが呼んでるわよー！」

コ「え！？Aさん！？」

貴『えへへ。来ちゃった』

私はコナン君に感謝を伝え世間話をする。

コ「そうなんだ。安室さんいないんだね」

貴『うん。私携帯も持ってないから安否の連絡も取れなくて…』

コ「そっか…そういえば今日はなんで僕の所来たの？お礼だけじゃないんでしょ？」

貴『うん。もしかしたら安室さんの無事を知ってるかなっていうのと、あとは沖矢さんにもお礼を言いたくて。あと初日の非礼も詫びれてない…』

コ「あー。あったね…。そうだね！この前の時も沖矢さんどっか出かけてたし！僕が案内するよ！と言っても沖矢さんは新一兄ちゃんの家に居候してるんだけどね」

貴『新一兄ちゃん？』

コ「うん！工藤新一って言う高校生探偵だよ！」

貴『へー。安室さんも探偵だったね。少年探偵団もいるし。あ、毛利さんもか』

コ「あはは…。あ、着いたよ！」

ピンポーンとインターホンを鳴らすとはい、と言う声とともに沖矢さんが出てきた。

沖「おや、貴方は…」

貴『沖矢さん！初日の非礼を詫びに来ました。それと助けていただいた感謝を、と』

沖「わざわざどうも…上がっていきますか？」

貴『え？ええ、はい。ありがとうございます』

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