Business good friends2(J.T) (ページ9)

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、

(side風磨)

今日は、Aと久しぶりにサシ飲み。
と、言ってもこのご時世だから彼女が俺んちにくるんだけど。

俺はたまたまオフだったから途中彼女に連絡して
欲しいものを聞いて買い出しに行く。

色々騒動があったことももちろん知ってるから
今日は長くなるんだろうな

なんて思って色々買い込み

「絶対家帰れよ。
他の奴らに怪しまれるんだからな」

酔い潰れて泊まることのないように釘を刺すと

『もーわかったって』

なんて楽しそうにくすくすと笑う声が電話越しに聞こえる。

こいつは危機感がない。
俺と遊んでいても噂にならないとでも思っているんだろうか。

確かに、やましい感情はないけど
事務所の他のやつらから結構からかわれたりすんだけどな。

彼女と電話を切って家帰って夕方まで爆睡して
目が覚めるとあたりは暗くなっていて、
そろそろ彼女が来る時間かと体を起こしてスマホで時間を確認すると

「樹か」

樹から着信が入っていたことに気がつく。