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JK「 なぁ、腹減ったしもう先にカレー食わねぇ？ 」
時計を見れば針は既に19時を刺そうとしていた。
「 うん、食べよ 」
JK「 うっし。じゃあ温めよろしく 」
「 はいはい 」
ボーッとしながらも
カレーを焦がさないよう、温めながら軽く掻き混ぜる。
と、お皿の準備を終えたグクが私の横に立った。
でもいつもみたいに何か話しかけてくるわけでもなく、隣にいるだけ。
不思議に思ってグクを見上げると、
思わず目を見張った。
だって、すんごい優しい表情でこっち見てんだもん。
「 な、何？ 」
JK「 いや別に？続けて？ 」
別にって…うぅ…
気になってちらちらグクの方を見るけど
相変わらずこっち見てるし。
「 ……え 」
そして何故か後ろから軽くハグされてる。
「 ど、どうしたの？ほんとになんか今日のグク変だよ？ 」
JK「 んー？可愛いなって 」
「 ……はっ！？// 」
な、な…！//何を…っ//
「 やっぱ変！いつもそんなこと言わないもん！// 」
JK「 まぁいいじゃん。それよりいいの？カレー焦げついちゃうよ？ 」
「 あっ！ 」
慌ててまた掻き混ぜる。
でもその間も
腕の力は緩まることなんてなくて。
「 グクそろそろ離して…// 」
JK「 やだ 」
にっこり笑顔で即却下。
そうだ、こいつドSだった。
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作者名：HINA | 作成日時：2018年9月5日 23時
